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こっころカンパニー会社ぐるみで子育て応援!
しまね子育て応援企業こっころカンパニー
万葉公園で開催された交流会の様子
県では、従業員の子育てを積極的に応援する企業を「こっころカンパニー」として認定する事業を行っています。
このうち、半導体関連製品製造のシマネ益田電子(株)(益田市虫追町)では、会社ぐるみで子育て応援に取り組んでいます。
10月19日に行われた交流会には、たくさんの家族が参加し、バーベキューやゲームなどを楽しみました。
親子2人で参加した中野雄治(なかのゆうじ)さん(38)は「普段、子どもと遊ぶ機会が少ないので会社のイベントでいっしょに休日を過ごせるのはうれしい」と笑顔。
次女の歩未(あゆみ)さん(6)は「お父さんといろいろなことをして遊べて楽しい」と喜んでいました。
同社の石川譲(いしかわゆずる)社長(60)は「社員が安心して働くには家族の支援が不可欠であり、日ごろの感謝を込めて家族を招いています。
社員とその家族が、みんなひとつの大きな家族として親睦を深め、団結力を高めていきたい」と話しています。
お問い合わせ先
青少年家庭課少子化対策推進室
TEL0852・22・6475
しまね少子化webhttps://www.pref.shimane.lg.jp/shoshika/
おすすめの本-司書のリレー紹介-
「しあわせの王子」ワイルド=原作いもとようこ=文・絵(出版社・金の星社)
浜田市立中央図書館司書湯浅彰子(ゆあさあきこ)さん
「しあわせの王子」という書名なのに、とても悲しそうな表紙です。
南の国へ帰る途中のツバメが出会ったのは、貧しく苦しんでいる人々のために涙を流す王子の銅像でした。
ツバメは王子に頼まれて、王子の体の宝石を苦しむ人々の元へ届けることになります。
やがて両目のサファイアを失うことで、目が見えなくなってしまう王子のために、そばに居続ける決意をします。
そこに残れば寒さで自分は死んでしまうことを知りながら…。
楽しい本にはたくさん出会えますが、中には悲しくて泣いてしまう本もあります。
悲しみはグサリと胸に突き刺さるかもしれません。
でも、誰かに対して「かわいそう」とか「何とかしてあげたい」という、いたわりの思いが生まれる瞬間も、とても大切なことだと思います。
いつも子どもたちには楽しいことばかりであってほしいと願っていますが、さまざまな経験を通して成長していく過程で、悲しくてつらいときもきっとあります。
そういうときにいつか出会った本が、心の支えとなり、乗り越える大きな力にもなることを知ってほしいです。
本は無限の力を持っています。
本からたくさんの感動を感じ取ってもらえるよう、本と子どもたちをつなぐ懸け橋になりたいです。
浜田市立中央図書館
住所浜田市黒川町3748番地1
休館日毎月第2、第4月曜日、年末年始、図書館整理日
お問い合わせ先TEL0855・22・0480
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