知事トピックス
3月30日(火)
島根・鳥取両県の若手職員が企画・編集した冊子「おかげ」が完成
島根・鳥取両県の若手職員が企画・編集した冊子「おかげ」が完成し、制作に携わった職員から完成報告を受けました。
この本は、平成20年に開催された島根県・鳥取県若手職員交流セミナーにおいて、「ロハス」(健康や環境を重視するライフスタイルの意)をキーワードにして山陰の魅力を広く情報発信してはどうかとの提案があり、両県の若手職員12名で構成するチームによって約8ヶ月間をかけて取材、編集作業を行って完成されたものです。
知事は、「想像以上のできばえ。この本の取材のために職員が両県のいろいろな場所で県民の方のご意見を聴き、本の読まれる人の気持ちになって誌面の制作に取り組んだことは、これからの行政にもきっと生かせること」と述べました。
この冊子「おかげ」は、1冊1,000円で4月1日から山陰両県の書店や、東京、大阪の大手書店で順次販売が開始される予定です。
【県庁知事室】
3月27日(土)
国道9号益田道路の遠田ICと久城IC間と県道久城インター線の未開通区間が開通しました
国道9号益田道路の遠田インターチェンジから久城インターチェンジの間(1.7km)と県道久城インター線の未開通区間(0.9km)が3月27日に開通しました。
今回の開通により、益田市遠田町から須子町までの全区間7.8kmが開通となります。また、2車線で開通していた市道中吉田久城線が4車線となりました。
午後3時からの一般車両の通行を前に、久城町の旧益田工業高等学校の体育館で県議会議員や用地提供をいただいた住民の方など関係者で祝賀会を行った後、久城インターチェンジに場所を移して、記念植樹やテープカット、くす玉割で開通を祝いました。
開通前の道路を歩く通り初めや匹見太鼓など、地域の方々によるイベントには約2000人の参加がありました。
知事は「益田道路の開通による、益田地域の産業や観光の振興、緊急医療への貢献などに期待しています。また、高速道路の整備は国全体の公平性を図るための課題として、山陰道の早期全線開通に向けて引き続き努力していきたい。」と述べました。
【益田市内】
3月25日(木)
新しい樹木の内部診断装置が開発されました
株式会社ワールド測量設計(所在地:出雲市)が島根県中山間地域研究センターの研究成果をもとに島根大学などの協力により、このほど樹木内部の腐朽の状況を診断する装置の開発に成功しました。
この装置は、幹を叩いたときの音の周波数から幹の内部の腐朽や空洞の発生を診断するもので、幹を専用のハンマーで「ポン」と叩くことから、商品名は「ぽん太」と名付けられました。
「ぽん太」を使って、実際に幹の状況による音の違いを装置で確認した知事は、「この装置は、まさに産官学連携の賜物のような商品」と述べました。
【県庁知事室】
チャレンジドアートストリート美術展を鑑賞
松江市天神町商店街で開催された、障がい者によるアート作品展「チャレンジドアートストリート美術展」を鑑賞しました。
この美術展は、NPO法人サポートセンターどりーむが島根県ふるさと雇用再生特別基金事業の委託を受けて開催したもので、障がい者の作品約200点の絵画が展示・販売されています。
知事は、1つ1つの作品を鑑賞し、周囲のみなさんと絵画談義に花を咲かせました。
【松江市内】
3月23日(火)
チャレンジドアートストリート美術展が開催されます
「チャレンジドアートストリート美術展」として障害者によるアート作品の展示即売を企画するNPO法人サポートセンターどりーむの藤田康弘さんと坂本涼子さんが知事室を訪問されました。
藤田さんと坂本さんは「ストリート美術展には、数多くの作品が展示します。多くの方に見ていただきたい」と話され、それぞれご自身の絵画を知事へ贈呈していただきました。
知事は「とても綺麗な絵ですね。みなさんのすばらしい作品とともに、障害者の方々の日頃の活動を多くの県民のみなさんに知ってもらう良い機会になります」と述べました。
「チャレンジドアートストリート美術展」は、3月25日(木)に松江市天神町商店街で開催されます。
【県庁知事室】
仕事と生活の調和の実現に向けた宣言文に署名しました
労使を代表する機関である連合島根、島根県経営者協会、島根県中小企業団体中央会、島根県、島根労働局の5者が、「仕事と生活の調和の実現」に向けた宣言文に署名しました。
この宣言文には、「島根県仕事と生活の調和推進会議」(議長:猪野郁子島根大学名誉教授)がとりまとめた5つの提言※を踏まえ、県民・労使・行政が一体となって仕事と生活の調和の実現に取り組む環境整備を図ることなどが盛り込まれています。
宣言文に署名した知事は、「県も、従業員の子育てを積極的に支援し、仕事と家庭の両立がしやすい職場づくりを進める企業を「こっころカンパニー」に認定し、広くPRするとともに、県の融資制度や入札制度の中で優遇しています」と述べ、今後とも子育てしやすい環境づくりに積極的に取り組む考えを示しました。
※【5つの提言】
1.「仕事と生活の調和」を企業の売りに!
2.まずは職場に実情を語り合う場をつくろう!
3.しっかり仕事、すっきり帰宅!
4.男性も生活を楽しもう!
5.みんな元気に生涯現役!
【県庁301会議室】
3月20日(土)
総合福祉展しまね安心生活サポートフェアが開催されました
介護や健康をテーマとした総合福祉展「しまね安心生活サポートフェア」が松江市のくにびきメッセで開かれました。
このフェアは、島根発の技術を取り入れた福祉・介護機器などを一同に展示するとともに、来場された方に介護に関する様々な情報をわかりやすく提供することにより、介護を身近な問題として認識してもらうことを目的として県や山陰中央新報社など6団体が実行委員会を組織して開催したもので、2日間で述べ約1万5千人の来場者がありました。
知事は、各出展ブースを見てまわりながら、出展者のみなさんから展示内容についてのお話をうかがい、実際に最新の介護機器を体験しました。
【くにびきメッセ(松江市内)】
3月18日(金)
省エネ大賞経済産業大臣賞の受賞者が知事室を訪問
平成21年度省エネ大賞経済産業大臣賞を受賞された株式会社山武ビルシステムカンパニー中四国支店(所在地:広島市)の冨田安夫さん(写真の右から2人目)が知事室を訪問されました。
冨田さんは、島根県地球温暖化対策協議会のECOアドバイザーとして、県内の中小企業の省エネ診断と改善提案を行うほか、同協議会が主催する省エネエコアドバイザー育成セミナーの講師を務められるなど、これまでの実績が受賞にあたって大きく評価されました。
冨田さんの功績に対して、知事は「島根県は自然環境が豊かであり、クリーンなイメージがあると思います。県内企業が二酸化炭素の国内排出量取引に参加できるような省エネの取り組みの推進にご尽力いただいていることに感謝します」とお礼を述べました。
【県庁知事室】
エフエム山陰から防犯ブザーが寄贈
株式会社エフエム山陰(本社松江市)の浜辺弘志社長が知事室を訪問され、県内の新小学1年生全員の防犯用として防犯ブザー6,100個を寄贈いただきました。
浜辺社長は、「社会の宝である子どもたちを犯罪から未然に防げるよう役立ててほしい」と述べられ、知事に防犯ブザーの目録を手渡されました。
知事は、「昨年に引き続き防犯ブザーを寄贈いただいたことは、まことにありがたいことです。社会全体で防犯活動に御協力いただき、たいへん心強く感じます」と、感謝の気持ちを述べました。
【県庁知事室】
3月16日(火)
「大学教育合同フォーラムin島根」で講演しました
山陰の高等教育機関が連携して教育力の向上を図る、大学教育合同フォーラムin島根2009「島根県の高等教育の未来を考える」が開催され、知事が出席しました。
このフォーラムでは、県内の高等教育機関(島根大学、松江高等工業専門学校及び島根県立大学)による大学教育改革における優れた取組事例について報告が行われました。
続いて県内高等教育機関の長と放送大学島根学習センター所長をパネリストにしたパネルディスカッションが行われました。
「島根県の教育の未来−大学に期待すること−」をテーマに基調講演を行った知事は、「産業の振興、地域活性化、地域医療の確保のためには大学からの協力が不可欠であり、今後は、産学官連携のためのインターフェース(二つのものの間に立って、情報のやり取りを仲介するものの事)を構築し、情報共有を深めたい」と述べました。
【松江市内】
「こっころ大賞」の表彰式を行いました
島根県では、地域において子育て支援の実践的取組の輪が広がるよう、子育て支援に積極的に取り組む団体等を「みんなで子育て応援大賞(こっころ大賞)」として表彰しています。
この日、知事室において、「こっころ大賞」表彰式が行われ、子育て支援グループ部門ではNPO法人プレーパークてんとう虫(斐川町)ほか2団体、こっころ協賛店部門では有限会社いっしょに子育て研究所(松江市)ほか2団体のみなさんに表彰状が授与されました。
受賞団体のみなさんには、「子育て中の母親に元気になってほしい」、「地域で育った子どもが地域活動に関わってくれる成果が出てきた」など、熱心な活動のご様子を報告していただきました。
知事は「子育て支援においても行政と民間との境界は緩やかになってきています。ボランティアやグループ、企業など民間のみなさんと一緒になって地域で子育てを支える応援をしたいと思います」と話しました。
◆受賞団体
【子育て支援グループ部門】
○特定非営利活動法人プレーパークてんとう虫(斐川町)
○どんぐり広場(出雲市)
○浜田のまちの縁側(浜田市)
【こっころ協賛店部門】
○有限会社いっしょに子育て研究所(松江市)
○協同組合あいタウンアベル(邑南町)
○株式会社てぃ・ジョイ(出雲市)
【県庁知事室】
3月15日(月)
島根県スポーツ功労者表彰式が行われました
松江市内において、島根県スポーツ功労者表彰式が行われ、この一年間に全国規模のスポーツ大会で優秀な成績を収められた選手の皆さんに、知事から表彰状が授与されました。
2月にバンクーバーで開催された冬季オリンピックのボブスレー競技に出場された浅津このみさんをはじめ、10団体、個人13名、指導者1名の皆さんが受賞されました。
あいさつに立った知事は、「この度の受賞は、厳しい練習を積み重ねられた成果であり、競技を通じて県民の皆さんに爽やかな感動を与えていただいたことに感謝します」と述べ、皆さんのこれまでの努力を讃えました。
【松江市内】
神話のふるさと「島根」推進協議会が設立されました
神話のふるさと「島根」推進協議会の設立総会が開催され、平成22年度から平成25年度までに展開する各種事業内容などについて話し合われました。
この協議会は、平成24年に古事記編纂1300年を迎え、また、平成25年には60年に一度の出雲大社の正遷座(しょうせんざ)が行われることから、この機会を島根の魅力を全国に発信する絶好の機会と捉え、古事記にゆかりのある他県や市町村、民間団体と一体となった情報発信やイベントを展開していくことをめざして設立されたものです。
協議会の会長に就任した知事は、「この協議会の活動を通じて、多くの方々に島根を訪れていただけるよう強力に事業を推進していきたい」と述べました。
【県庁知事室】
3月12日(金)
元ハイチ日本大使館外交官夫妻が知事を訪問
今年1月に大規模地震に見舞われたハイチの日本大使館に駐在していたことのある太田良親さん(大田市出身)、裕子さんご夫妻が知事室を訪れ、ハイチの復興支援に向けた取り組みについてご報告いただきました。
太田さんは、1990年から約4年間ハイチ臨時代理大使として駐在され、その間にも軍部のクーデターを経験されるなど、不安定な国内情勢が続くハイチの実情に詳しく「現地を知るものとして、少しでも何か貢献したい」と義援金の呼びかけなどを行っておられます。
また、太田さんは、「島根では、ハイチについてほとんど知られていないので、中学校などを回りハイチの様子などを話しています。中には中学生が義援金を集めてくれた学校もあります」と話されました。
知事は、「外国で起こっている情勢を子どもたちに話していただくことはとてもありがたい。ボランティアの取り組みなど、県もできるだけのことをしていきたい」と述べました。
【県庁知事室】
3月11日(木)
県立病院の幹部職員(医療従事者)と意見交換しました
この日、知事は県立中央病院を訪問し、医療従事者の確保と定着を図るための働きやすい職場環境の整備や処遇改善の取り組みについて説明を受け、医師不足などの地域医療の課題について意見交換しました。
出席者からは、県外から医師を呼ぶためには、「島根にはITを活用した病院・診療所間の地域医療ネットワークなど、全国に誇れる先進的な魅力ある医療環境が整備されていることを積極的にPRすることが必要」、「働く医師が夢(魅力)、ゆとり、豊かさを実感できるような職場環境を整備することが大切」などの意見が出されました。
知事は、「医師確保については、地域医療再生計画に基づく対策に加え、医学部に進学する県内の高校生を増やすための取り組みを進めるとともに、島根県と同じような状況にある県とも協調して、国等に対し、医師の都市部への偏在の改善など、地域医療の再生に向けた取り組みについて働きかけを行っていきたい」と述べました。
【出雲市内】
3月10日(水)
溝口知事が国税の電子申告システム(e-Taxイータックス)を使って確定申告を行いました
島根県内7つの税務署の署長のみなさんが知事室を訪問され、国税電子申告・納税システム(e-Taxイータックス)の利用拡大に向けたピーアールをされました。
e-Taxは、自宅やオフィスなどからインターネットを利用して国税に関する申告、納税・届出等ができるシステムのことで、平成22年1月18日(月)〜3月15日(月)の間は、24時間の受付が可能となっています。
この日、知事室からe-Taxを使って確定申告を行った知事は、「たいへん簡単で便利なシステム。納税に要する時間の節約にもなるので、県民の皆さんもご利用になればよろしいかと思います」と述べました。
【県庁知事室】
3月2日(火)
将棋の女流名人・倉敷藤花の里見香奈さんに島根県功労者表彰を授与しました
先月、将棋の女流名人のタイトルを獲得され、倉敷藤花のタイトルと合わせて2冠となった県立大社高校3年の里見香奈さんに、知事から島根県功労者表彰が授与されました。
島根県功労者表彰は、各種の活動を通して、県勢の発展に大いに貢献した方を知事が表彰するもので、平成9年以降、これまでに15人(団体)が受賞されています。
里見さんは、女流名人位戦を振り返り、「とても厳しい戦いでしたが最後に逆転することができました。また、次のタイトルを目指したいです」と話されました。
知事は、「高校卒業後も島根に残って将棋を続けられるのはとてもうれしいこと。これからもご活躍をお祈りします」と述べるとともに、この日誕生日を迎えられた里見さんに将棋の駒をかたどったバースデーケーキをプレゼントしました。
【県庁知事室】
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