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12月6日質問事項5

5.山陰デスティネーションキャンペーン

○中国新聞:知事、よろしいですか。中国新聞の秋吉ですけども、ちょっと別の話題で、7月から9月にJR西日本などが実施していた大型の観光キャンペーンの山陰デスティネーションキャンペーンが終了して、先般、藤原副知事も出席されて、総括の会議をされてたと思うんですけども、その場、知事は出席されてなかったので、このキャンペーンについて、知事としてどういう今現在どう見てますかね、成果について。

○溝口知事:7月から9月の3カ月間、JR西日本と山陰両県、そして市町村、観光関係者が一体となってキャンペーンを展開いたしました。キャンペーン開催直後の豪雨によりまして、特急「やくも」が長期にわたり運休した影響等で、旅行ツアーの中止や多数の宿泊キャンセル等が発生しました。県内の主な観光施設の利用者数は、7月は多くの施設で前年を下回りました。その後、前年のプレキャンペーンからの継続したPRや8月以降の集中的なPR強化により、徐々に回復して、9月は前年よりもふえるといった状況になっております。この間、不昧公の200年祭に合わせて、新たに運行した茶の湯堀川遊覧船やしまね海洋館アクアスにおける白イルカのトレーニング見学などの特別企画を実施して、観光客にも楽しんでいただいております。キャンペーンに合わせて運行開始しました山陰両県をつなぐ新たな観光列車「あめつち」も非常に好調であります。キャンペーンに向けまして、こうした新たな観光素材を官民一体となってつくり上げてきたということは大きな成果だろうというふうに思います。引き続きJR西日本等とともに実施している「がんばろう!西日本キャンペーン」などを活用しまして、誘客を進めるほか、来年の7月から9月にかけて、アフターキャンペーン、後でのキャンペーンということみたいですが、に向けて観光素材のさらなる磨き上げなどを進め、一層の誘客拡大に取り組んでいく考えであります。

○中国新聞:キャンペーンについて、具体的な数値目標等は設定されてないということで聞いてるんですけども、観光施設の入り込みだけ見ますと、かなり各施設とも苦戦をしていて、アクアスなんかは好調だったみたいですけども、去年、改修に伴ってシロイルカのパフォーマンスを休止していた反動という見方もできますし、水木しげるロードはリニューアル効果という部分もあると思いますので、ちょっと客観的にその辺、キャンペーンによって好調だったというのはなかなか難しい状況じゃないかと思うんですが、当然豪雨で、天災なので、被災したというのは、それはしようがないことだと思いますので、その部分はあったかと思うんですけども、やはり豪雨の影響等でその辺については、ちょっと苦戦したという認識なんでしょうか。

○溝口知事:やはり前年度よりも伸びた観光施設なんかもあるわけでありまして、例えばしまね海洋館アクアスなどでは、期間中19%増加しているとか、あるいは、由志園でも10%を超えるお客さんがあったということですし、それから、「がんばろう!西日本キャンペーン」ということで、中国5県が一体となって進めている観光キャンペーンもありまして、これは平成の30年8月から平成の31年春まで行うといったことで、観光誘客をみんなでやっていこうということもやっておるわけであります。いずれにしましても、観光施設をうまく活用しまして、県外から多くの人が来られるように、引き続き努力をしてまいります。

○中国新聞:知事としても、キャンペーンが発表されて、その準備なんかをされている段階で、インタビュー等、こういう会見の場でも期待をかけてたと思うんですけども、豪雨という天災のこととはいえ、そこの期待値に対しては、今回の観光キャンペーンの成果というのはどうだったという考えですか。

○溝口知事:全体に上がってきてますから、水害の影響だとかというマイナス要因は徐々になくなっていきますから、やはり多くの人が島根に来られるように、いろんな観光キャンペーンをやっていこうということです。

○中国新聞:わかりました。

 


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