11月20日質問事項6
6.若者の定住
○朝日新聞:済みません、朝日新聞の内田です。
知事が企業誘致等に取り組まれてこられて、その結果もあるかと思いますが、求人倍率も県内、高どまりしていて、一方で、若者がなかなかうちの会社に来てくれないというような声もたくさん聞くんですが、働き口はあるにもかかわらず若者が残ってくれないという現状について、知事はどのようにお考えでいらっしゃいますか。
○溝口知事:それは若い人が自分の仕事をどういう形でやっていくか、あるいは大学などに出た人たちがどういう仕事をやっていきたいとか、いろんな意見があるわけですね。それは、それぞれの家族の中で決められていくことなんでしょう、そういうことに対して県や市町村は、島根の中には働きやすいいろんな企業もたくさんありますよというようなPRもやっていかなきゃいけませんし、やってきてはおりますね。そういう中で、やはり都会の、大都市の中で自分の能力を試してみたいとかやってみたいとか、いろんなことがありますから、なかなか行政が若い人たちにこうするああするというふうなことはとてもできないわけでして、私の感じでは、東京などの大都市の生活とこちらの生活はまた随分違いますし、だけど、そういう東京のほうのほうがいいという人も若者の中には多いだろうと思いますね。しかし、こちらに来ると、また違うよさがありますから、あんまり行政がどうするこうするということはできなくて、若い人の選択をよく見て、どういうことをしたらいいのか、勉強もし、やっていかなきゃいけないとは思います。なかなかストレートな答弁にはなりにくい分野でありますけれどもね。
○朝日新聞:ちなみになんですけども、知事が益田高校を出られて東京に行かれると、そのときの、どうして出るという選択をされたのかとか、そのときの志とかについてお伺いできませんでしょうか。
○溝口知事:プライベートなあれですから。
○朝日新聞:じゃあ、志を果たされて……。
○溝口知事:いや、何ですかね、やはり東京近辺は大学もたくさんありますからね、それからテレビだとか映画だとかでそういうことを見たりするでしょう。やっぱりそういうことを経験してみたいという気持ちがある人は少なくはないでしょうね。
○朝日新聞:最終的に世界を舞台に活躍されて、志を果たされて戻ってこられて、改めて島根県で暮らしてみて、そのよさっていうものを若者に向けてアピールするとしたら、どういったところでしょうか。
○溝口知事:私はたまたまですけども、知事に選任をされてこちらに帰ってきたわけでありまして、知事という仕事は難しいこともたくさんありますけども、いろんな対応をするために、いろんなことを考えたり、地方をどういうふうにしたら元気になるのかとか、そういうことをいろいろやることができるというのは一つのよさですね。ちょっとわかりにくいかもしれませんけど。
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