10月24日質問事項8
8.知事の進退
○NHK:知事、済みません、NHKの須田と申します。
会見のたびにお尋ねさせていただいてることではありますけれども、来年の知事選挙に関して、ことしも残りあと2カ月強となりまして、進退は別にして、表明する時期というところは、知事の中でお考えといいますか、決まりつつあることは。
○溝口知事:どうするかっていうことについては、適切な時期にまた状況を見て申し上げますと言っておりますが、いずれにしても、そう遅くない時期に明らかにしなければいけないだろうというふうに考えております。というのが私の一般的なお答えですね。
○NHK:遅くない時期にというのは、もう少し踏み込んだ表現はできませんか。
○溝口知事:だから、あんまり遅くなりますと、ほかの人もお困りになるでしょうからね、まあ年内にはしないといかんじゃないでしょうか。
○NHK:進退というところに関して、前回、自民党さんとのかかわりというところで、そういう方々にもお話をしてから、お考えをお伝えしてやらなきゃいけないなというようなお答えが前回の会見であったと思うんですけれども、実際にもうそういう関連する方々と何かコミュニケーション、お話し合いをされている段階なのか、それとも。
○溝口知事:まだそこまではしてませんね。
○NHK:これからというところですかね。
○溝口知事:ええ。
○NHK:そうしたやりとりは、いつごろまでに始めようかなというお考えというのはありますでしょうか。
○溝口知事:いつごろからしなきゃいけないということではないですからね。いずれにしても年内には何らかの形で県民の方々に対して話していく必要がありますね。
○NHK:わかりました。
○山陰中央新報:よろしいですか。山陰中央新報の多賀です。
遅くない時期ということなんですけれども、これまで知事が表明された時期というのは、11月議会の冒頭ということだったんですけども、
そのあたりを意識されたりされるんでしょうか。
○溝口知事:いずれにしても、選挙が間近になってはいけませんからね、一定の状況で公表すべきだろうというふうには思っています。
○山陰中央新報:知事、よろしいですか、山陰中央新報の高橋です。
判断をされる、進退、出られるか出られないかっていうところの判断をされるときの基準は、今、どのように考えていらっしゃいますか。
○溝口知事:基準というのは。
○山陰中央新報:どういう理由で、出られるにしろ出られないにしろ、何を基準に御判断をされるっていうふうに今お考えですか。
○溝口知事:それはいろいろありますから、一概には今、ぽっとは言えません。
○山陰中央新報:何か一つ挙げるとしたら。
○溝口知事:いや、何か一つというわけにはいかないですよね。それは総合的な問題ですよ。
○共同通信:済みません、共同通信の出川ですけど、関連してですけども、知事は3期目、もう3年8カ月ぐらい務めてこられたわけですけども、それ自体については、今のこの3年8カ月の3期目については、自分としてどういうふうに評価しているかというのがあれば教えてください。
○溝口知事:それはいろいろありますけども、やはり島根県などは、などと申しますか、発展がやややっぱり、大都市などと比べればおくれてきたわけですけれどもね、そういう面におきましても、一定の進展は進んできておるというふうに思いますし、それから、そういう中で、各種農林水産業等がやはり充実をした事業を行われるようにするとか、要するに県全体としてやるべき課題があるわけでありますから、そういうものはできる限り効果的に、それは財源の制約とかがありますから、その制約の中でやる必要がありますけども、できるだけ効果的にやっていくということが県の役割ですし、それから、県内の市町村、あるいは県民の方々がどういう点に強い関心をお持ちになってるかとか、そういうものを見ながら、いずれにしても、島根県に住んで仕事をし、あるいは学校に行き、県民の方々がお困りにならない、そういう県政をやっていくということですね。
○共同通信:その上で、3年以上される中で、やり切ったという思いなのか、それともまだやり残したことがあるという思いなのか、現段階であれば教えてください。
○溝口知事:そこら辺は余り、私が言うのも変ですね。
○山陰中央新報:知事、よろしいですか。山陰中央新報の片山です。
関連してなんですが、進退を表明する場として、県議会の場であるのか、それとも例えば記者会見を開いて、そこで表明するのか、そこら辺、表明の場というのはどういったところを考えられると。
○溝口知事:たしか、過去は議会かな。
○山陰中央新報:ええ、ええ。やっぱり今回も……。
○溝口知事:いずれにしても、私がしゃべったことはメディアを通じて県民の方には全部、すぐ伝わりますからね。
○山陰中央新報:それじゃあ、県議会の場でっていうことなんですか。
○溝口知事:過去はそうだったのかな。
やっぱりどこかでしなきゃいけないわけでして、議会はやっぱりそれぞれの地域の代表の人たちが来られてるわけですからね、その人たちがまた地元にお帰りになって、こうだったよということで広がっていくわけですから、それが効果的、効率的だろうというふうに思ってます。
○山陰中央新報:ありがとうございました。
○NHK:NHKの白石です。知事、済みません、改めて確認なんですけど、先ほど県議会は地域の代表として皆さん来られてるわけだから、それはその場で伝えるのが効果的、効率的とおっしゃいましたけれども、それは、議会の場で表明するということでよろしいですか。
○溝口知事:今回も、過去のやり方でというふうには考えてますが、まだ議会なんかと話ししてませんから。
○NHK:わかりました。
○溝口知事:だから、今、そう考えてるっていうと、ちょっと行き過ぎかもしれませんね。
○NHK:行き過ぎなんですか。なるほど。
○溝口知事:あるいは日程だとかも関係しますしね。
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