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10月10日質問事項5

5.教職員の人事権

○山陰中央新報:よろしいですか。山陰中央新報の平井です。

 松江市が島根県に求めている小・中学校の教職員の人事権の移譲についてお尋ねします。

 先日、県内の市町村の教育長らでつくる検討会議の第2回会合が開催されましたが、第1回とは変わって公開で議論がなされましたが、この公開で今回議論がされたことについて、知事の所感をお伺いしたいと思います。

○溝口知事:教員の人事権問題につきましては、県と市町村の間だけではなくて、他の全ての市町村ともよく話し合うことが必要であろうというふうに思います。松江市は人事権の移譲を求められているが、松江市と他の市町村の考え方にまだ違いがあるわけであります。そういう意味で、松江市と他の市町村の間で丁寧な議論を引き続き進めていく必要があるというふうに思います。

 いずれにしましても、この問題は県内全ての市町村の理解を得る必要がある重要な課題でありますので、建設的な意見交換がなされることを県として望んでおるということであります。

○山陰中央新報:松江市のほうは、これから段階的に、約10年をかけて約300人の教職員を採用したいということで移譲を県のほうに求めておられますが、この教職員の人事権を移譲した場合に、県内で教員の適正配置に影響は出るとお考えですか。

○溝口知事:そこら辺まで今どうこうというわけにいきませんが、それは市町村のほうは人事権の移譲が松江市だけで行使をされると、教員の派遣等が十分うまく回らないということがあるということで、松江市を含めて協議をしようということになっておりますから、その協議を進めることが重要ではないかと思います。

○山陰中央新報:なかなか前回の会合では、その協議を進めるというところまで行かなく、先ほど知事もおっしゃったように、松江市と出雲市さん以外の市町村では、それこそ人材の確保、適正配置、すごく心配しておられますが、知事としては出雲市、松江市を除く17市町村が心配されるような人材確保、あと適正配置というのは、知事の中で御心配というのはないですか。

○溝口知事:教員の選択が限定をされるということは、人口の少ない市町村などにとっては心配なところがあるわけでして、そういう意見も松江市ともよく話をして適切な対応をするようにしていただきたいと。


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