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10月10日質問事項3

3.萩・石見空港の利用状況

○中国新聞:よろしいですか。

 中国新聞の秋吉と申しますけども、萩・石見空港の上半期の利用状況についてなんですけども、おおむね、数としては好調でしたけども、目標についてはぎりぎり達成できなかったというところで、現状をどう受けとめてらっしゃいますか。

○溝口知事:現状が、9月の東京線の利用者数は1万3,557人でありました。台風による欠航が6便あったため、目標の1万4,900人を1,300人程度下回ったということでありますが、上期では過去最高の7万4,500人強でありまして、対前年比3.5%ということとなりましたけれども、そのときは目標を高目に、7万5,800人ということで、それと比べれば若干は減っているということですが、まあ過去最高ということでございますから、一定の効果があったということではないかと思います。

 上期に効果があった促進策として、債務負担行為を設定して、昨年度のうちから旅行会社に旅行商品の造成を働きかけるとか、あるいは開港25周年を記念した運賃助成を行うとか、レンタカーの助成、あるいはクーポンを付与した個人向けの旅行商品造成を支援をするとか、いろんな形で萩・石見空港が利用されるように県もしたり、あるいは地元もしたり、あるいは航空会社も協力をするといったことで一定の利用が進んできているというふうに思います。

○中国新聞:目標の関連で、7月から台風や豪雨などの影響が非常に大きくて、欠航がかなり出てました。この欠航が出なければ、1便にそれだけの人数が乗ってれば目標は実質的に達成できたかというふうに思うんですけども、その辺はどう見ていらっしゃいますか。

○溝口知事:そういう要素もあると思いますけども、詳細には私も承知してません。

○中国新聞:昨年度のときに、年間であのときもぎりぎり目標は達成できなかったんですけども、1月の大雪で飛行機が飛ばなかったということがあって、やっぱり飛ばないとどうしても乗客数ゼロなんで達成できないということがちょっと続いてるというか、飛行機なんで天候との相談ですから。ちょっとその部分で目標を掲げることと、その実際の運航ですね、その辺をうまく説明されないと、目標が達成できなかったということばっかりが先行するような気もするんですけど、その辺について県としてどう今説明してらっしゃるんですか。

○溝口知事:やはり目標を立てて努力をすると、PRをするということは必要なんだろうと思いますね。ただ、その目標を達成するに当たっていろんな状況が変わるということもありますから、それはそういうことであるというふうに考えていけばいいということでしょう。だから、全部万端うまくいくということはなかなかない。それから、飛行機の便数が少ないわけでありますから、それを変えてやるというふうなこともできませんし、そうした萩・石見空港の実情もよく考えながら、合理的な対応をできるだけ求めていくということです。

○中国新聞:今後、下半期に向けて、また秋の長雨ですとか、それこそ去年のように豪雪などがあったり、そういったときにまた飛行機が飛ばないとなると目標が達成できないみたいな見られ方をされたりとか、そういうことが多々あり得るかとは思うんです。もちろん目標を立てることは大事ですが。その辺の説明の仕方をどういうふうに今後、県としてされていくのかっていうようなのは、今お考えとしてありますか。

○溝口知事:説明の仕方よりも、そういう対応の中で、変化がいろいろある中で、できるだけ運航ができるような体制を検討するとか、そういうことが必要なんでしょう。便数が少ないですから、1便出ないと大きな影響が出るということですね。

○中国新聞:わかりました。ありがとうございます。


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