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10月10日質問事項2

2.水草

○山陰中央新報:よろしいですか。山陰中央新報の平井です。

宍道湖の水草についてお尋ねします。

今年度、県のほうでは、宍道湖の水草は、異常に繁茂した場合には緊急回収するということを決定しておられると思いますが、これまでに県が緊急回収に乗り出した実績というのはあるんでしょうか。

○溝口知事:今年度、県による水草の緊急回収は実施をしておりません。7月中旬以降、水草の繁茂が見られましたが、昨年に比べまして国土交通省が手厚く水草の処理に対応してきておりまして、県への要請もなかったことから実施に至らなかったということであります。

国土交通省では、6月から8月の間に刈り取り試験を玉湯地区、来待地区、鹿園寺周辺において実施をされ、7月下旬から沿岸に打ち寄せられた水草等を回収して継続実施中であるということでありまして、そういう水草についてはまあまあの状況で来ておるということです。

国土交通省が回収した実績は、試験刈り取りによる回収量が約38トン、それから苦情などの対応に、回収量が160トンと、8月末現在ですけれども、そういう状況になって、必要な対応はしてきておるということです。

○山陰中央新報:今回、緊急回収されなかったということですが、緊急回収する場合というのは、水草の量が昨年同様に達しただとか、国交省や県、松江・出雲両市が悪臭を確認しただとか、4つの条件があったと思いますが、これは結局、どの条件が当てはまらなかったんですかね。

○溝口知事:要するに繁茂が見られたっていうのはわかりましたけれども、水草が。昨年に比べて、国土交通省が手厚く引き揚げておったりしますから、県に要請をされるということもなかったということが一つの理由ですね。

○山陰中央新報:また来年どうなるかわかりませんが、景観だとかそういった部分も含めて、県として今後、回収への対応というのはどのように考えていらっしゃいますか。

○溝口知事:それはやっぱり状況を見てやっていく必要がありますね。

○山陰中央新報:済みません、山陰中央新報の高橋です。

水草の関係で、宍道湖、湖北線を走ったり国道9号を車で走ったりすると、湖面に結構浮いてるのがありますけれども、人の見方にはよるんだと思うんですけれども、僕らも何十年と見なれた宍道湖に、県の景観が大分変わってるなあというふうに感じるんですが、それをもとに戻さないといけないという考え方というのは、知事としてはおありですか。

○溝口知事:それは湖、できるだけきれいなほうがいいでしょうけども、コストもかかりますから、いろんな意見を総合的に勘案しましてやっていくということが基本方針ですね。

○山陰中央新報:やっぱりコストの面っていうのが非常に大きなネックになるっていうことですかね。

○溝口知事:一定のコストがかかりますからね。
 


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