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9月28日質問事項4

4.水草

○山陰中央新報:知事、よろしいですか。山陰中央新報の片山です。

 宍道湖の水草のことについてですが、県は今期、大量繁茂に備えて緊急回収の体制を調えられたと思うんですが、今期、県が緊急回収に乗り出した実績はありますでしょうか。

○溝口知事:今年度は実績はありません。7月中旬以降、水草等の繁茂が見られましたが、昨年に比べまして国土交通省が手厚く対応してきており、県への要請もなかったわけでありまして、そういう状況でございます。国土交通省では、6月から8月の間に刈り取り試験を玉湯地区、来待地区、鹿園寺周辺において実施をされて、7月下旬から沿岸に打ち寄せられた水草の回収を継続実施中であります。そういう状況でありまして、国土交通省が管理をしているわけでありまして、そこの対応をやっておられるということであります。試験刈り取りによる回収が約38トン、それから悪臭や苦情対応による回収量が8月末現在で160トンということで、国交省におかれていろんな対応をしていただいておるということです。

○山陰中央新報:緊急回収に乗り出す要件として4項目あったとは思うんですけど、その中で、どこに該当していないんでしょうか。

緊急回収に乗り出す条件として、県民から悪臭や景観悪化の苦情が複数寄せられる、国交省や県、松江・出雲両市が悪臭を確認、国交省や松江・出雲両市から要請がある、そして知事が認める、この4つの要件を全て満たした場合に緊急回収に乗り出すっていう体制だったと思うんですが、その4つのうち、どれに該当してるんですか。

○溝口知事:その詳細は私も聞いておりませんけども、国交省が6月から8月の間に刈り取り試験をしたり、それから7月下旬からは、先ほど申し上げましたけども、沿岸に打ち寄せられる水草の回収をやってきておりますから、そういう状況ですから、今年はそれで対応したということですね。

○山陰中央新報:今後は、じゃあ緊急回収に乗り出すという見込みは、今のところは。

○溝口知事:それは私もちょっとわかりませんね。

○山陰中央新報:わかりました。

 一方で、湖面に漂ってる水草が景観悪化につながっているような一部地域もあるとは思うんですが、そこら辺の湖面に漂ってる水草の回収については、県としてどのようなお考えですか。

○溝口知事:それはまだ私のとこまで来てませんね。ちょっとチェックしてみましょう。

○山陰中央新報:必要性というのは感じられますか。

○溝口知事:私も堤防のあたりをちょっと散歩するぐらいなことで、真ん中の辺がどうなっているかまでは知りませんが、県立美術館のところから見えるんですよね。

○山陰中央新報:ええ。

○溝口知事:そんなにたくさん水草があれしてるかなというのはわかりませんね。

○山陰中央新報:そうですね、だんだん、ちょっと玉湯のほうに行ってみるとやっぱり目立つような地域もありまして。

○溝口知事:それはやはり地元で、近い方々のほうがよくわかりますし、被害もそこに及ぶわけですから、そういう状況がどうなっているかということですが、私のとこまで特別な対応をするということは届いておりませんよ。

○山陰中央新報:わかりました。


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