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8月23日質問事項12

12.水草

○山陰中央新報:知事、済みません、山陰中央新報の片山です。

 宍道湖の水草についてなんですが、県としては緊急回収に乗り出す考えとかっていうのは現時点ではいかがでしょうか。

○溝口知事:水草の繁茂範囲が拡大をしておるわけでありますし、漁協等は船の運航に支障があるとか、あるいはシジミについては大量なへい死などは起こっていないと。しかし、場所によって死んだシジミがふえているといった話も伝わってきております。水草との因果関係はわかりませんが、産卵期の高水温が続いたことも一因として考えられ、引き続き注視をしていく必要があると。

 7月の下旬に悪臭苦情対応のために沿岸に打ち寄せられた水草等の回収を行っておりまして、8月10日現在で約120万トンを回収し、現在も……。

○広報部120トンです。

○溝口知事:あぁ、120トンですね、万は要りません。を回収し、現在も継続実施中であります。県としましては、国土交通省や沿岸市から要請があった際には、県も応援ができるよう準備をしております。

 水草回収、さらにやるのかということですが、県の水産課では、7月19日の調査時点で水草の繁茂状態は昨年度とほぼ同等の状況になっておるというふうに言っております。それから国土交通省からは、7月下旬に悪臭苦情対応のため沿岸に打ち寄せられた水草の回収を継続的に実施しているが、8月10日時点の回収量が前年同期に比べて20トン程度多くなっていると聞いております。水草の回収等は、まず基本的に宍道湖管理者である国土交通省が対応しなければならないわけでありますが、先般、県の環境生活部から国土交通省出雲河川事務所に対して、悪臭の予防的な対応を含め、可能な限り迅速な回収を行うよう改めて要請をしております。県としましては、緊急対策の実施要件を満たした場合は国土交通省、沿岸市とも協議の上、水草の回収を実施する考えであります。これが現状であります。

○山陰中央新報:県の緊急回収としては、まだ全ての条件は満たしていないということなんですね。

○溝口知事:はい。緊急対策としてね。


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