8月23日質問事項5
5.山陰道の早期整備
○山陰中央新報:よろしいでしょうか。山陰中央新報の多賀です。
ちょっと話は変わりますが、7月上旬の西日本豪雨災害で、広島、岡山、山陽側の高速道路が被害を受けて通行どめになったということで、長距離トラックとか物流関係の迂回路として山陰道であったり9号が使われて渋滞が発生したんですけど、このあたりは耳にしておられますでしょうか。
○溝口知事:今回の豪雨では、山陰道を使って西のほうに大きなトラックがどんどん行くというようなことがありましたけども、高速道路のネットワークは太平洋側だけでなく、日本海側でも進んでいくということが必要なわけでありまして、今回はそういう一つの例を示しておるわけですから、そういう面で、7月25日には、私どもとしては高速道路のミッシングリンクを解消し日本の再生を実現する10県知事会議というのがありますが、その会議で国に対して要望活動をやってきております。災害に強い国土づくりの観点から、日本海側の道路につきましても国において整備をする必要があるということを要望していきたいというふうに思います。
○山陰中央新報:従来、山陰道の整備をめぐる要望などでは、今まで地域経済の振興であるとか救急搬送のために必要だというような論調で要望されてたと思うんですが、今回、そういった国の、国土の物流のリスク管理という意味でも、やっぱり訴えていくことが必要だという御認識でしょうか。
○溝口知事:そうですね。
○山陰中央新報:改めてですけれども、今、山陰道、島根側の整備率がまだ60%台にとどまっていることについての所感と、今後、いつぐらいをめどに整備をする必要があるとか、そのあたりをお願いします。
○溝口知事:それは、国の政策にかかっておるわけでして、そしてまた、その政策は国の財政にも関係があるわけでして、そういう制約がいろいろありますけども、山陰側ですね、日本海側の道路整備も国全体の経済活動、そしていろんな面で重要であるという視点を国に対して機会あるごとに言っていきたいというふうに思います。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
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