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7月20日コメント1

コメント1)平成30年7月豪雨被害への対応

 私から2点、コメントを申し上げます。

 1点目でありますが、豪雨災害への対応であります。

 まず、この問題につきましては、人的支援の関係、観光・交通への影響、そうしたものに対する専決予算、この3つについて、最初にお話をいたします。

 県では、このたびの豪雨を受け、まず県内における多くの浸水家屋の早急な復旧を図るため、1つとして、災害ボランティアが集まるまでの初期段階の対応として、被災市町に対して家屋の泥出しや家財の搬出作業の支援に職員を延べ346名派遣をいたしております。2番目に、また、住家被害認定、被災者の健康相談等の業務支援のため、職員を延べ11名を派遣をしております。

 さらに、県外につきましては、このたびの豪雨災害で大きな被害を受けられた広島県に対しまして、住家被害認定、避難所運営業務等を支援するため、これまで職員を延べ76名派遣をいたしております。詳細は、資料がお配りしてあるようですから見ていただきたいと思います。今後、罹災証明の発行業務、災害復旧関係業務、災害廃棄物処理業務など、新たな支援要請がなされてこられると考えておりますが、具体的な派遣要請に応じまして適切に対応していく考えであります。

 次に、観光・交通への影響についてでありますが、県内の旅館やホテルなどの宿泊キャンセルは、17日までのところ約6,000人を超えていると聞いております。旅行・旅館業界からは、非常に厳しい状況だとお話を聞いておりまして、宿泊事業を中心に、観光産業への影響が懸念をされております。

 また、現在運休しているJR伯備線特急やくもの運行再開は8月中旬になるようでありますが、明日、7月21日からは、その代替として岡山駅から米子駅間の直通バスによる代行運送、これは1日5往復でありますが、開始されることとなりました。

 これに対しまして、私どもの予算でありますが、こうした状況を受けて、本日、豪雨による被害対策を講ずるため、専決処分により3億4,000万円の補正予算を編成をしました。内容としましては、半壊及び一部破損までを対象とした被災住宅への支援、2番目に、農業者や中小企業の機械設備等の復旧や資金繰りへの支援、3番目に、観光客誘致に向けた情報発信や旅行商品の造成支援などであります。引き続き関係市町とともに復旧復興に全力を尽くしてまいります。

 以上が1点目であります。


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