• 背景色 
  • 文字サイズ 

7月20日質問事項9

9.公立学校へのエアコン設置

○NHK:NHKの白石です。あと、済みません、もう1点、ちょっと別の話題になるんですけれども、今、全国的にも高い気温、すごく暑い状況というか、気温が高い状況が続いてますけれども、愛知とかのほうでは公立学校で児童が亡くなったりとか、今も全国的にも高校であったりとか中学校で生徒が熱中症で搬送されたりという事態が出てますけれども、県内でもクーラーの設置状況、冷房の設置状況というのが、まだ全部100%には至ってないという、なかなか全国的に見ても余り高い状況とは言えないんですけれども、今後、こうした熱中症対策という部分、学校現場の熱中症対策というのは何かお考えとかは、今は何かありますかね、検討されてることとか。

○溝口知事:暑さに対するものですね。休みにも入りますから、休みの前に来るのは雨ですね、6月から7月にかけて雨の影響が大きいわけでして、その後は1学期が終了して夏休みということになりますから、今おっしゃったようなことは余り、どういう影響が出てくるのか、よく見てやらなきゃいかんかと思いますけれども、そのために、休みの間、冷房とかなんとかということは余り考えてませんけども、必要な場所は、小・中学校ですと教育委員会でありますけども、教育委員会のほうで冷房とか、そういうことはやっております。

○NHK:知事としては、そうした子供たちが学ぶ、いわゆる教室だとかに冷房をつけることは必要だと考えますか。

○溝口知事:それは必要というか、必要な条件が教育委員会でおありになって、我々のほうに相談していただければ、その上で判断していくということになるんじゃないかと思いますね。

○山陰中央新報:済みません、関連してなんですけど、山陰中央新報の平井です。

 エアコンの必要性は、これから市町村からそういう意見があれば考えていくとおっしゃいましたが……。

○溝口知事:市町村……。

○山陰中央新報:と、まあ教育委員会ですか、はい、意見があればということだったんですけれども、今、県内の市町村の公立学校の中でも設置状況にはかなり差があって、ついていないところは小・中学校で1校もついていないという状況があるんですが、その背景に、どうしても財政面でクーラーの設置ができないという状況があるようで、県として、県立は別として、公立の小・中学校に対するクーラーの設置の費用の補助など、そういったことはお考えにはなっていらっしゃらないですか。

○溝口知事:小・中学校にエアコンを設置をしております。小・中学校全体で、ことしの4月1日現在で普通教室で30.4%という状況であります。整備は毎年進められておりまして、年々整備率は上がってきておるということでございます。全国と比べると低いような感じがしますけども、そこは地域の状況によるでしょうね。

 それから、現状に対して、県としましては、小・中学校のエアコンの整備は学校設置者である市町村の考えで行われるんですね。学校施設の整備につきましては、エアコン整備のほか、耐震化や長寿命化、トイレの洋式化など、いろんな課題がありまして、市町村では国庫補助金を活用しながら、今後も計画的なエアコン整備を進められるというふうに見ております。

○山陰中央新報:国の補助金ですけれども、どうしても下限があって、申請がその下限に達さない場合はできないというような学校もあるようで、そういった場合はどうしても各市町村での設置費用を出さないといけないということになると思うんですが、そういった状況がある中で、県としては特別に補助、県独自の補助費用というものは、設置はお考えではないですか。

○溝口知事:あんまりそこはやはり行政の分担がありますからね。よほどのことがないと。

○山陰中央新報:国に対しては、要望はされていますか。

○溝口知事:個別には、それは町村会等でおやりになっていると思いますね。あるいは県でやっているのも、その中にある場合もあるかもしれません。ちょっとそれはチェックしないとわかりませんが。

 

○山陰中央新報:山陰中央新報の高橋です。知事、よろしいですか。先ほどのクーラーの話でもう1点だけちょっと確認をさせてもらいたいんですけど、教室もあると思うんですけど、体育館についてなんですけど、小・中学校の体育館って社会教育でも結構使われていて、地域のスポーツ少年団とか、そういったところがよく夜に使われるケースがあって、夜も最近だと気温がもう全く下がらなくて、6時とか7時でもまだ30度を超えるような中で皆さん運動をされてて、結構その運動されることに対して熱中症の危険なんかがやっぱりどうしてもあるので、そこら辺に対して、小・中学校の体育館の冷房設置に対して、県として補助を出したり、そういったことというのは、今検討されておられますでしょうか。

○溝口知事:やはり県と市町村、それぞれ分担がありますからね、その分担を超えて行うということは、それはよっぽどの事情がないと難しいですね。そういうことは、今までは多分ないんじゃないかと思いますけれども。

○山陰中央新報:昔に比べて気温が、僕らが子供のころから比べれば、多分10度ぐらい上がっているのかなという感じが実感としてあるんですけど、そういったところで、そういうのが事情が変わったことというのにはなかなかなりにくい。

○溝口知事:なかなかならんですな。

○山陰中央新報:わかりました。


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp