5月10日質問事項7
7.三江線
○中国新聞:知事、済みません、中国新聞の秋吉です。
三江線の廃止後、約1カ月たちまして、代替バスの運行もほぼ1カ月、ほぼというか、1カ月終わったところなんですけれども、県のほうで利用状況の調査をされたと聞いてますが、現状、その利用状況についてはどのように今見てらっしゃるでしょうか。
○溝口知事:三江線の代替交通は、無事4月1日に始まったわけでありますけども、これまでの代替交通の利用状況を聞いてみますと、県内各市町で、スタートとしてはまずまずだったと、それが利用されたということですね。ただ、運行開始直後の状況だけでなく、継続的に利用状況を把握して、改善点があるのかないのか、やっぱり検証をしていくということが大事じゃないかというふうに考えております。
市町の話もいろいろ聞いてみましたけども、市町で大体見込んでいた利用状況であるというのが大勢のようであります。ただ、デマンドバスがあるわけですけども、電話して呼んで来てもらうということですけども、それは利用者が少なかったというふうに聞いております。中には自分一人のために運行してもらうのは悪いんじゃないかと思う人もいたということを聞いておりますが、いずれにしても、スタートとしてはまずまずであり、デマンド利用者につきましてはもう少し利用してもらうように対応していきたいということを言っておられますね。
○中国新聞:おおむね調査結果としては廃止前の三江線と、その沿線に走ってたバスの利用者がほぼそのまま……。
○溝口知事:移ってるみたいですね。
○中国新聞:はい。なので、おおむね代替、まさに代替として乗りかわったというふうなことだと思うんですけども。
○溝口知事:そうですね。
○中国新聞:ただ、三江線、もともとあの利用者で赤字であったわけですから、乗りかえた先のバス、まあいかに効率化してもやはり厳しい経営状況というのは避けられないと思いますし、この1カ月の利用状況がある意味、先の状況も示しているのかなと思いますけども、その辺に向けて今、何か対策というのは動き出しを考えてたりとかはしますでしょうか。
○溝口知事:やはり地元の御意見をよく聞きまして、動向をよく我々も把握して、必要な対応があれば、よく相談に我々も乗っていかなきゃいかんというふうに思ってます。
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