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4月20日質問事項5

5.セクハラ問題

○時事通信:済みません、時事通信社の大槻です。

 国の動きなんですけれども、財務省の福田事務次官のセクハラ疑惑が出て、辞任されて、同じ省の出身としての知事の受けとめをお聞きしたいのと、あと、県では今こうした問題が起こったときにどう対応するのか、飾りではなくて、組織のリスクマネジメントとか、そういう面からも見て、実動的な体制を整えていらっしゃるのかどうかということをお聞きしたいです。

○溝口知事:2つですね。

○時事通信:はい。

○溝口知事:私もテレビで見るぐらいのことであって、実際の状況ははっきりわかるわけじゃありませんね。それから、福田さんでしたっけね、大分後輩ですから、あんまりつき合いがあったわけじゃないですね。あんまり彼の考え方とかなんとかを知ってるわけじゃありませんね。いずれにしても、国の役所ですから、いろんな面で適切な対応をとっていくということは誰にとっても必要なことだろうというふうに思います。

○時事通信:あと、もう1点、県としてどのように対策されているか、あれば……。

○溝口知事:県でそういうことが起こるような場合ですか。

○時事通信:起きた場合に。はい。

○溝口知事:そういうことが起きないように、いろいろ上司が部下の方々とのコミュニケーションを日ごろからよくやっていくということが大切なんじゃないでしょうかね。

○時事通信:ただ、人対人なので、そのように、ちゃんと制度として整備しないと、窓口を設けるなどしないと、なかなか難しいんじゃないかなと思うんですけど。誰でも加害者とか被害者になり得る中で、ただ、風通しよくと言っているだけでは対処できないと思うんですが。

○溝口知事:県職員もいろんな問題があれば、上司のところに訴えるとか、そういう仕組みはたしかあるんじゃないですか。だから、そういうことを通じて、県職員が働きやすい県庁を我々がつくっていくということが大切なんだろうというふうに思います。


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