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4月20日質問事項4

4.萩・石見空港

○山陰中央新報:済みません、ちょっと話が変わりますが、萩・石見空港についてお伺いします。昨年度の搭乗者数が目標に対してわずかに届きませんでしたけれども、この実績について、知事はどのように受けとめられますか。

○溝口知事:萩・石見空港ですか。利用者数は、前年比で見ればあれですか、東京便がふえて、大阪便がちょっと減って、全体では、平成29年度で17.6%の増ということになってますね。そういう意味で、一定の利用者数の増加が行われているというふうに考えてますけどね。

○山陰中央新報:萩・石見空港の中で、今政策コンテストで増便しています羽田便に関しては、目標14万2,000人を掲げて、その目標に対しては届きませんでしたが、これについてはいかがでしょうか。

○溝口知事:16万人でしたっけ。

○山陰中央新報:14万2,000人です。

○溝口知事:14万1,000人までいってるんじゃないですか。

○山陰中央新報:はい。

○溝口知事:だから、ほぼ到達に近いというふうに見ておりますからね。前年に対しても東京便は20%、大阪便を入れても17.6%の増ということで、前年比で見るとかなりの進展があったんではないかというふうに見てます。

○山陰中央新報:目標を達成できなかったことに関してはいかがでしょうか。

○溝口知事:目標は14万2,000人でしょ。

○山陰中央新報:はい。

○溝口知事:それに対して、14万……。これだとあれだな、大阪便も入れて、東京便も14万1,000人ぐらいですから、あんまり変わらないんじゃないですか。

○山陰中央新報:ただ、目標を達成するためにこれまで県も地元自治体の方も協力の中で進めてきたこと、県がリーダーシップをとってやってこられたと思うんですけども。

○溝口知事:大ざっぱに言えば、目標は達成していると、数字から見ると言えるんじゃないですか。

○山陰中央新報:達成してると言える。

○溝口知事:はい。私の資料だと、東京便は、平成29年度は14万1,000人ですね。それから、目標は、国の政策コンテスト目標では14万2,000人ですからね。だから、大体目標を達成しているというふうに私は見てますから、この数字と何か違うところがありますか。

○山陰中央新報:いや、その2,000人に到達しなかったということに関しては、やっぱり残念なので、次年度からはまた達成できるように、またさらに努力されるのか、もう……。

○溝口知事:もちろんしますが、14万1,000人と14万2,000人の話でしょ。だから、ほぼもう達成ですよね。だから、引き続き……。

○山陰中央新報:そのあたりどう評価されておられますか。

○溝口知事:一定の評価はしてますね。引き続きこうした増加を図るように努めてもらいたいということはありますが、29年度を見ますと、そうじゃないかと思いますね。28年度は約12万人ですから、2万人以上ふえてるわけですよ。だから、一定の進展は図られてきてるんではないかと。これをさらに伸ばすように、我々としては期待をしたいし、我々もよく相談に乗りたいというふうに思います。

○山陰中央新報:残りまた2年の政策コンテストが始まるわけですけれども、今後の課題として、県議会から、例えばこれまでは公金を投じていましたけども、それをなるべく減らしていくような形で、基礎需要を高めていくことが必要だと思うんですけど、やっぱり公金を投入し続けることに関しては、改めて知事としては、どのような。

○溝口知事:それはやはり公的な支援なしに、できるだけ飛行機会社の収入によって、対応できるように努力はしてもらいたいというふうに思いますね。

○山陰中央新報:そのためには、今後どういったことが必要になってくるんでしょうか。

○溝口知事:まあ、それは簡単ではないですね。石見空港を使うインセンティブが高くなるようないろんな施策を助言をしたり、やってもらったり、あるいは県も助成をしたりということじゃないですか。長年、石見空港の周辺は人口が多くないわけでして、難しいベースがあるわけですよ。その中で、じゃあ、石見空港をなくしていいかというと、そうはいかない。あちらのほうは、もっとそういう飛行場がないと不便になりますからね。だから、一定のそれは、条件不利地に対して一定の支援をするというのは県の役割ですね。それはあらゆることについて、そういう問題があります。だから安易な考えでなく、周辺の市町も乗客がふえるような努力は続けていただきたいということです。

○山陰中央新報:今、今まで取り組まれておる羽田便で利用者をふやしていくという取り組みと、他方で、空港をいかにどう生かすかという観点で、例えばLCCであるとか、海外の国際線の誘致だとか、別の活用という考え方も視点としては必要かなと思うんですが、そのあたりはいかがでしょうか。

○溝口知事:うん、それもありますね。ありますし、かえってコスト高になるかもしれませんしね。あるいは、自転車競技なんかをあそこでやってますけども、そういうものに飛行機に乗ってもらうとか、いろんなことが向こうでも考えておられますから、よく益田市関連の方々にも県として、よく話し合いをしながら、業績が上がるように努力をしてまいります。

○山陰中央新報:その他の活用の仕方というのをさらに検討する余地はあるという。

○溝口知事:余地はあるというか、やらなきゃいかんでしょうね。

○山陰中央新報:わかりました。


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