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3月12日質問事項10

10.財政状況

○山陰中央新報:知事、よろしいですか。山陰中央新報の片山です。

 今の県財政の状況について、知事の就任時から比べて大分回復したとは思うんですけど、県財政の状況については、今、安定してると言えるのか、それともまだまだ財政再建が必要なのか、どういった認識をお持ちでしょうか。

○溝口知事:ある程度安定はしてますけども、やはり人口の減少というのはまだとまりませんし、いろいろな面で努力をしていく必要があると。やはり島根県で大事なことの一つは、企業誘致でありますとか、何といいますかね、企業が拡大をしていって、雇用がふえ、島根の人口の減少も急速に進まないといった事態を継続していくということは、一つの課題ですね。

○山陰中央新報:そこら辺というのは、新しい知事には、財政的な制限というか、もありながらも、やっぱりそこをうまく連動させて……。

○溝口知事:いく必要がありますね。

○山陰中央新報:いく必要があるということですね。

○溝口知事:そうした人口の動きなんていうのはゆっくり来ますからね、根強く来ますから、粘り強くやらなきゃいけないでしょう。

○山陰中央新報:知事の就任中に、やっぱり人口減少というのは、なかなか歯どめはかからなかったと思うんですけど、そこのスピード的にはゆっくりになったというふうな認識をお持ちでしょうか。

○溝口知事:いや、数字はチェックしてませんけど、一定の効果は多分あったでしょう。やはり企業誘致とか、あるいは観光振興だとか、そういう方面に力を引き続き入れていく必要があろうというふうに思いますね。

○山陰中央新報:そこの中で人口減少のスピードは、やっぱり引き続き県が努力していって緩めていくということが必要だということ。

○溝口知事:ええ、やっぱり努力しなきゃいけないですね。

○NHK:知事、済みません、NHKの白石です。

 財政運営に関して、先ほどおっしゃられたように、人口減少というのがやはり今後もさらに進むという状況の中で、これまでは溝口県政の中では緊縮財政をかけてこられたと思うんですけれども、これからは、また財政運営というものについてはどういうふうにやっていくことが必要だと思いますでしょうか。

○溝口知事:やっぱり安定してなきゃいけないですね。

○NHK:安定というのは、済みません、知事、財政が安定しているというのは。

○溝口知事:例えば赤字がどんどんふえていくとか、そういうことになるとやっぱり困りますね。

○NHK:現状、県債残高は減っていってる状況ですけど、臨財債自体はどんどんふえていって、トータルで見たときの債権の総額というのは余り減ってはないような印象も受けるんですけど、そのあたりってどういうふうに考えられてますか。

○溝口知事:そこはちょっとよく分析して答えないといけませんけれども、急にどんどん減速が起こっているかというと、そうでもないと思いますね。

 


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