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3月12日質問事項9

9.がん医療

○山陰放送:知事、済みません、BSSの秦です。

 知事、食道がんを患われて、いわゆるがんサバイバーのお一人だとは思うんですけれども、その経験ですね、これは島根のがん医療を何か見直すきっかけにはなりましたでしょうか。

○溝口知事:それは余り。大体私は東京の虎の門病院というのがありましてね、あそこは国家公務員などがつくった病院でして、国の機関の人々が資金を出して、基本的には出してやってるわけでして、私もいろんなことがあるときに虎の門に行ってましたから、そこのほうがなれてますからね、それでそちらを使ったと、こういう感じですね。

○山陰放送:そういうのも、島根県自体は全国に先駆けて、がん医療についてはいろんな条例だとか、いろんな宣言であるとか、かなり先進的な、地方の中でもがん医療に関しては先進的な県としてずっと情報発信をしてきた歴史があると思うんです。その中でやっぱり、知事ががんにかかって、どこの病院にかかるかというのは、それは御本人のいろんな御都合だとかいろんな理由がありますので、そこを責めるわけではないんですけれども、県民にとってみると、そういった歴史のある島根県の知事ががん患者、がんサバイバーになって、何か島根県のがん医療について、また情報発信をしていくということも期待する、やっぱり向きもあったと思うんですが、当時は。今現在、あるいはそのときからがんにかかられて以降、この島根のがん医療について何か思うことがあるとかというようなことがあるのかどうかというのをちょっと聞きたかったんですが。

○溝口知事:こっちの知事になる前から虎の門病院に行ってましたからね、いろんなときに。だから、要するに通常利用してた、活用してたということですよ。

○山陰放送:島根県にはがん対策推進条例というのが、全国に先駆けて、これつくられまして、そのきっかけになったのが、中央と地方ではがん医療について非常に格差があると。島根県でがんになった患者と、東京でがんになって医療機関にかかる患者では、非常に格差があるんだと。医療水準もそうですし、いろんな面で、ケアについてでもいろんな格差があると、そういうことを島根県内の患者が声を出して、県議会もそれを酌み取って条例にして、それが全国に広がっていって、地方と中央のがん医療の格差を埋めていこうという、地方のがんの医療水準を上げていこうという運動につながっていったという歴史があります。それについて、そういう歴史を見るにつけ、知事が何かの機会に情報発信されてもいいのではないかなというふうに思うんですが。

○溝口知事:それは素人がやるべきでないですね。とにかく私の場合は、この島根県に来る前に東京でするときは虎の門に行ってたわけでしてね、そこで診断なんかされてるときにわかったということですからね、そこを活用していくというのが自然なことでありましてね、ほかのあれはないですよ。

 


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