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2月28日質問事項3

3.観光動態調査結果

○山陰中央新報:よろしいですか。質問変わりますが、山陰中央新報の多賀です。

 先日、島根県の観光動態調査の速報値がまとまりまして、前年比3.6%減の3,113万人という数字になりました。減少については5年連続ということなんですけれども、この受けとめをお願いします。

○溝口知事:ちょっとそれは私もまだよく聞いてませんね。どういうあれかちょっとわかりませんけども。

○山陰中央新報:大きな流れとしては、2013年の出雲大社の遷宮のときに大きく入り込みが底上げをして、以降は滑らかに減少傾向にあるということなんですけれども、非常に入り込みの底上げはつながったと思うんですけども、これから中・長期に考えた場合に、どういう対策が必要なのか、知事のお考えがありましたらお願いします。

○溝口知事:そういう山間地域だとか、あるいは島根県だとか、そういうところの魅力をやはりいろんな人たちに伝えていくということが大事だろうと思いますね。県もいろんな形でそういうことをやっておりますけども、そういうことをさらにやっていくということじゃないでしょうか。

○山陰中央新報:また、遷宮効果に頼り続けていくというのもなかなか今後は難しいのかなあと思うんですけれども、国内の観光客も減っていく中で、例えば国としては外国人観光客を2020年に4,000万人の目標を掲げたり、非常にトレンドとしては外国人客を入れていこうという流れがあって、現にその観光客もふえているんですが、一方で、島根としては入り込みが減っているという現状がある中で、また、外国人観光客の誘致も非常に大事になってくると思うんですが、そのあたりはいかがでしょうか。

○溝口知事:考えられることを全て洗い上げて、そのために何が必要かといったようなことを行う必要がありますね。

 それから、日本全体の問題として、東京あるいは大阪など、大都市に人々が集まる状況になってますけども、だから、それを国全体としてどういうことが必要なのか、今のまんまでいいのか、そういう全国的な問題でしょうね。

○山陰中央新報:全国的に地方に外国人観光客を振り分けていけるような仕組みづくりとか、そういった……。

○溝口知事:だから、そのためには、そういうことをやれる人たちが地元にいないいけませんしね、PRをするということも大事なことですね。

○山陰中央新報:非常に、この流れに乗りおくれてしまうと、なかなかライバルも国内の中で多分にある中で、乗りおくれるのは非常にもったいないなと思うんですが、そういったところはなるべく迅速に……。

○溝口知事:だから、観光客として来る人が出るためには、そういう地域が魅力があって、いろんなことで楽しめるとか、そういう努力をしなきゃいけないですよね。それで、そういうまた努力に対して、やはり国などが支援をしていくというようなことが必要なんでしょうが、要するに大都市だけがどんどん大きくなるんではアンバランスではないかというふうに思いますね。


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