３．新天皇即位に伴う１０連休の対応

○山陰中央新報：知事、よろしいですか。山陰中央新報、片山です。

　新天皇の即位に伴って、４月２７日から１０連休になる見込みなんですが、鳥取県ではいろんな、１０連休になることで行政サービスを一定程度確保できるようにいろいろ検討を進めておられるんですけど、島根県ではどのような対応をとられるか、教えていただけますでしょうか。

○溝口知事：４月２７日から１０連休ということで、今までにもあんまりなかったような長い連休でありますね。やはり各部局において県民サービスの影響を考慮しながら対応を検討するように、今やっているところです。

　対応の整理ができ次第、わかりやすい形で県民の皆さんにお知らせしたいと考えております。いずれにしましても、連休中でありましても危機管理の体制は万全を期していく必要があると。１０日間ですから、その間何も、いろんな問題が出てきても対応できないというんじゃいけませんから、そういう対応をする必要があるということであります。

○山陰中央新報：具体的な行政サービスの内容としては、鳥取県とかであると、特別相談ダイヤルとかであったりとか、パスポートの交付事務などということを検討材料に上げておられるんですけど、島根県の場合はいかがでしょうか。

○溝口知事：いずれにしても、県民のみなさんが、例えば連休中に病気になられたとか、そういう外来からの診療などが滞らないように、いろんな仕組み、全部が全部病院で、出てくるということじゃなくて、一定の必要なそういう対応ができる体制をできるよう、総務部に関係部局にもよく相談してやってもらいたいということを言ってるところであります。

○山陰中央新報：具体的に、その体制を固められるのは、いつの段階でとかっていうのは、めどはありますでしょうか。

○溝口知事：それは県民の方々が困らないように、状況を早くしますが、まだ期間は大分ありますわね。

○山陰中央新報：そうですね。

○溝口知事：その間、しっかり検討していくということです。

○山陰中央新報：県民に例えばアンケート調査をとって、必要な行政サービスは何かというのを聞かれたりとか、そういったことをする予定とかは。

○溝口知事：病院のほうでそこら辺は、どういうことが必要かと、連休になっても来れる人、緊急な対応をしなきゃいかん人、そういう方々などとか、やっぱり専門家の意見をよく聞いてやっていきたいというふうに思います。

○山陰中央新報：病院だけじゃなくて、ほかの部局でもという、必要なサービス。

○溝口知事：ええ、まあほかの部局も関連しますからね。

○山陰中央新報：わかりました。ありがとうございました。

○中国新聞：中国新聞の秋吉です。あともう１点、伺ってもよろしいですか。

○溝口知事：はい。

○中国新聞：先ほどの改元及び１０連休への対応についてなんですけども、知事の任期がまさにその１０連休の間にやってくるんですけども、多分知事も、知事の……。

○溝口知事：だから、それは、遮って悪いけども、その前に必要な対応はやらなきゃいかんだろうと考えておりますけどもね。だから、私の任期は４月２９日でして、それで新しい知事さんが選出されるのが、４月の初めですから、すぐに知事にこう、やっていかないといけないですから、まだ私がいる期間と重なりますから、私からこういう課題がありますよとか、そういうようなことは当然お伝えすることになりますし、それから、それ以外の技術的なことだとか、それは知事になってから、なる前、当選すれば当然、県のほうからも説明に行ったり、引き継ぎが円滑にいくようにいろんな対応をするだろうと思います。

○中国新聞：知事が、そうすると、最後、登庁するっていうんですかね、は連休前の４月２６ですね。新しい知事が登庁されるのが５月７日かな、になるんで、その間、ばっとあくんですけど。

○溝口知事：まあ、人はいるわけだからね、いろんな質問があったり、あるいはこちらから状況を私が話したほうがいいようなものは、その期間に話をするということだろうと思いますね。

○中国新聞：その間の体制については、今後また詰めていくということですね。

○溝口知事：ええ、詰めていきますが、やはり新しい任務につかれるわけですから、前知事がどうだって、どうだったのかなというのが、御関心は高いはずですから、４月７日に選挙がありますから、その後、先方の都合などもお聞きして、必要なこと、こちらから話すべきこと等々、あるいは先方から要望されることなどに対してお話をするという考えであります。

○中国新聞：わかりました。ありがとうございます。