○溝口知事：それでは、会見を始めます。

コメント）年頭所感

　年頭でありますが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いを申し上げます。

　冒頭でありますから、県のこれからの課題などを若干申し上げますと、今年、２０１９年は、来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックなどを見据えて、島根の魅力をより一層ブラッシュアップして、国内外の方々に島根に訪れていただきますよう、県として大いに働かなければならない年であろうというふうに思います。

　島根は、古きよき文化、歴史が豊かな自然の中で受け継がれております。この島根の大きな魅力が観光客の増加はもちろんでありますが、それだけでなく、Ｕ・Ｉターンや企業立地などにも大きなプラスとなっております。また、そのためにも高速道路網の整備や、空や海での交通網の充実強化が大事だろうというふうに思います。そして、こうした取り組みに加えまして、子供たちがふるさと教育などを通じて島根の住みよさや魅力を感じたり理解をするということも大事でありまして、これは大人などが子供たちにもよくお話をしたりすることが必要なんだろうというふうに思います。さらに、島根が子供を産み育てるのにいいところであるということを若い人たちによく知っていただくということが大事ではないかと思います。県は結婚、子育てのための支援を引き続き充実強化していかなければならないだろうというふうに思います。そしてまた、御高齢の皆様にとりましては、医療、介護でも住みやすい島根でなければなりません。

　以上申し上げたことは、私どもの総合戦略のコアと言うべきものであります。来年度はこの総合戦略の最終年度となり、より一層取り組みの成果が求められます。この総合戦略を着実に推進していくため、県庁一丸となって全力を挙げて取り組んでいく考えであります。

　さて、新春早々、御承知のようにテニスの錦織圭選手がオーストラリアで開催された大会で３年ぶりの優勝を果たしました。島根県民に元気を与えていただける活躍でありまして、今後もこれがさらに続くことを私どもとして期待をいたしておるところでございます。

　以上、冒頭に当たりまして、私の所感を述べさせていただいた次第であります。

　以上であります。