1月11日質問事項7
7,医師の確保
○山陰中央新報:よろしいですか、山陰中央新報の平井です。
先月、健康福祉部の医師確保対策室のほうだったと思うんですが、県内の医師の勤務実態調査の調査結果が発表がありまして、医師の充足率、県内の充足率は80.1%で、前年に比べたら高かったんですけれども、やっぱり圏域によっては充足率にばらつきがあったり、または圏域の中で診療科ごとの医師の必要数にも大きなばらつきがあるというデータは前から出ています。さっき小さな拠点づくりのお話もありましたが、地域に必要な医師をどのように確保していくのか、そのあたり、知事のお考えをお聞かせください。
○溝口知事:それは、島根出身の方々などに接触をして、こちらでの勤務をしてもらえるように頼んでいくとか、あるいはそうした医師を育成されている大学等に対して要請をするとか、そういうことを通じて今までもやっておりますけれども、これからも引き続きやっていかなきゃいかんだろうというふうに思います。
○山陰中央新報:先ほど限界集落の話もありましたけれども、小さな拠点づくりを考えるときに、やっぱり医療の確保、そういった医療福祉のちゃんとした確保というのはすごく大切なことだと思うんですけれども、そのあたり、知事はどのようにお考えですか。
○溝口知事:そうですね、病院をすぐふやしたりするというのは、お医者さんがなかなか確保できませんから難しいんで、病気の方が出たら、やはり病院等に搬送をすることが多いわけでありまして、そういう対応を迅速に行うとか、そういうことはいろんなことでやる努力は続けてきております。
○山陰中央新報:県内各地にいろんな規模の病院がありますが、やはりある程度病院の集約化といいますか、そういったことも今後は必要になってくるとお考えですか。救急の分野だったり。
○溝口知事:そこは簡単にはいかないですね。
○山陰中央新報:簡単にはいかないけれども、やっぱり人口が減っていく中で……。
○溝口知事:結局、お医者さんの人数が確保されないといけませんですわね。
○山陰中央新報:わかりました。ありがとうございます。
○溝口知事:それから、中山間地域などは、そうした病院に、遠いですからね、搬送を早く合理的にやるというのも大事な課題ではありますね。
○山陰中央新報:ありがとうございました。
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