1月11日質問事項4
4.「竹島の日」記念式典
○中国新聞:中国新聞の秋吉です。あともう1点、2月22日に県が条例で定める竹島の日の記念式典があるかと思うんですけれども、これについて先般、きのうですかね、県庁のほうから発表がありましたが、出席者について、来賓ですね、その辺の今、招待の状況とかはどうなってますでしょうか。例年、内閣総理大臣ほか関係閣僚に出席を求めていると思うんですけど。
○溝口知事:それは変わらないと思いますけれども、それが責任者のもとに送っていますが、出席される方は自民党のそうした問題に関心があって、よく御存じの方々が出席されるということですね。自民党以外の野党もあったかと思いますけれども。
○中国新聞:政府からは例年、政務官が出席して。
○溝口知事:そうですね。私どもはできるだけハイレベル(閣僚級)の方々に竹島問題をよく聞いていただくということを申し入れてはおりますが、なかなかそこは進んでませんね。
○中国新聞:政府のどのレベルの方が来るかというのは、結構日韓関係の全体の情勢とも密接にかかわっていて、昔、李明博、元大統領ですね、上陸したときには、ちょっと政府から来られる方が少しランクが上がったりとかっていうこともありましたけども、今、日韓関係、非常に悪い、一般的に悪いと言われている状況の中なんですけども、やはりその中でも、なるべくハイレベルの方を、出席を求めていくという考えに変わりはないということですかね。
○溝口知事:そうですね。これまではハイレベルの人に参加をしていただいて、竹島問題について日本の立場、島根の立場をよく理解をして対応していただくようにお願いをしておりますけども、各党にも何人かおられますが、政府全体としてどうするというとこまでは、まだ至ってませんね。考え方はそう変わるわけではないんでしょうが、相手がおるわけですから、いろんな課題も相互にあるわけですしね、難しい政治問題だろうということですから、その都度、我々も政府の関係者と話をしていくといったことが必要だろうというふうに思います。
○中国新聞:やはり日韓関係厳しい中ですけれども、できれば総理あるいは……。
○溝口知事:我々はそういう立場でずっとやってきておるんですね。
○中国新聞:ことしもそうですということですね。
○溝口知事:はい。
○中国新聞:はい、わかりました。
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