コメント３）県立石見美術館企画展「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」

　それから、３番目は、こちらに出ておりますけれども、「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」ということであります。１２月２日から平成３０年２月５日まで、県立石見美術館で「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」という企画展を開催いたします。

　エドワード・ゴーリーは、１９２５年に生まれて２０００年にお亡くなりになっておりますが、戦後のアメリカで活躍した絵本作家でありまして、黒いペンによる緻密な線描と独特の韻を踏んだ文章を組み合わせたユニークな絵本で知られておるということであります。日本にも深い関心を持ちまして、浮世絵など日本の芸術から影響を受けた作品も制作されておられるということであります。さらに、舞台美術や衣装デザインなど多彩な制作活動を展開した方であります。この展覧会では、絵本の原画や書籍を中心に、舞台芸術や衣装デザインのスケッチ、ミュージカルやバレエのポスターなどを含む約３５０点が展示されます。

　関連プログラムとして、ゴーリーが大のバレエファンであったことにちなみまして、バレエと音楽と朗読を組み合わせた新作パフォーマンスを１２月９日、土曜日にグラントワの大ホールで上演をするということであります。島根県内で紹介されることの少ないアメリカの絵本の魅力を味わうまたとない機会でありますので、ぜひ多くの方々に楽しんでいただきたいということであります。こういうパンフレットがありますけれども、線描で緻密な線画を描いておられるようであります。