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10月11日コメント2

コメント2)県立古代出雲歴史博物館特別展「島根の仏像 - 平安時代のほとけ・人・祈り -

 2点目は、古代出雲歴史博物館の特別展「島根の仏像」について申し上げます。

 10月20日金曜から12月4日月曜までの45日間、古代出雲歴史博物館で特別展「島根の仏像-平安時代のほとけ・人・祈り-」という題で開催されます。島根には日本の仏教彫刻史上において重要な作例が数多く伝わっております。この展覧会では、中でも特に個性的な仏像が多くつくられた平安時代に着目し、仏像の魅力や仏像に込められた意味を重要文化財16点を含めます62点で紹介するという展覧会であります。

 県内の平安時代の仏像は、23点が重要文化財に指定をされておりますが、今回はそのうち13点を展示いたします。これほど多くの仏像が一堂に会するのはまれなことでありまして、平成元年以来2回目だということであります。28年ぶりということになりますね。また、展示する仏像の中には、ふだん拝観できなかったり、近年新たに平安時代の作だと判明したり、初めて一般公開されるものも含まれているということであります。ふだん拝観できない仏像の例としましては、馬頭観音菩薩坐像、松江市の金剛寺にあります。ほか3点があるようであります。また、平安時代作だと判明した仏像としましては、聖観音菩薩立像、出雲市の高野寺にあります。このほかに3点が来るということであります。大変貴重な機会でありますので、ぜひ県民の方々に、あるいは県外の方々にもごらんいただきたいと思います。島根の仏像の魅力や平安時代の人が仏にささげた祈り、そしてそうした営みの中で仏像に込められた意味を探ったり感じたりいただけるおもしろみがあるんではないかと思います。パンフレットにそういうのが書いてありますので、ごらんください。


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