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9月27日コメント3

コメント3)県立石見美術館企画展「石見の戦国武将戦乱と交易の中世 -

 次は、この両側(ポスター)にあります企画展について申し上げます。

 こちらの右側にありますのは県立石見美術館の企画展でありまして、「石見の戦国武将 – 戦乱と交易の中世 – 」という題で開かれます。9月30日から11月13日の間で開かれるわけでございますが、中世といいますと、ここでは平安時代末期から安土桃山時代ということで中世という言葉を使っておりますが、石見で最も有力であった益田氏の武将の活躍や、彼らと中央政権、近隣大名たちとの関係、また日本海を通じた東アジアとの交易の様子を国宝1点、重要文化財5点を含む約100点の美術工芸品、古文書、考古資料などで紹介をするというものであります。お手元にパンフレットがお配りしてありますけれども、中世の石見で勢力を競った益田氏、三隅氏、吉見氏などの武将の奮闘の様子が物語られている古文書、「益田家文書」というのがあります。益田家は今も続いておりまして、中世以降、ある段階で萩の毛利氏の永代家老家になるわけでありますけれども、そういう武将であります。

 また、石見の国が日本海を介した国際交流、交易にも深くかかわっていたことを示す国宝「中務大輔家久公御上京日記」と、長いですが、そういう国宝でありますが、武将たちが所持した絵画や刀剣、一流のものがあるようでございます。重要文化財の雲谷等顔「山水図屏風」でありますとか、あるいは刀で「額銘来国光切付銘埋忠磨上之」といったようなものが展示をされるということであります。石見に生きた先人たちの歴史文化を知ることのできる貴重な機会でありますので、多くの県民の皆様、県外の皆様に御来場いただきたいということであります。


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