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9月27日質問事項04

4.教職員人事権

○NHK:済みません、知事、よろしいでしょうか。松江市との教職員人事権の移譲に関することなんですけれども、先般、松浦市長が改めて県に対して検討する会議、もしくは検討する組織の、その場を県に設置してほしいということを強く明言されていたんですけれども、現状、設置する、県としての意思というか、その予定というのは、今、現状どうなっている、どういう状況なんでしょうか。

○溝口知事:幾つかの市町村からは、今現在で、7町村議会から現状堅持の意見書が出されております。そういう状況でありますから、なかなか面と座って議論しても、なかなか町村のほうに理解を求めるというのは難しい状況にあります。政府のほうも町村の意見もよく聞いてやりなさいという通達と申しますか、考え方を示しておるわけでありまして、しかし、松江市のほうもいろいろ話はしなければいけないというお考えを持っていますから、教育委員会、これはやはり専門家、実際に携わっている人でないとよくわかりませんので、そういう教育委員会関係者の中で議論をしてもらうように言っておりますけれども、関係者が集まって議論するということでしょうが、どういうやり方でやるかというようなことはまだでありまして、松江市のほうも要望されていますから、関係の市町等に話をしてみる考えでありますが、そういう状況です。

○NHK:松江市としては、検討する場が設けられて、かつ県からそういったたたき台のようなもの、そういった、どういうふうにしたら人事交流というか、いわゆるほかの自治体にとって教職員の過不足が出ないようにするかという、そのたたき台というものも松江市としては要請されたらつくる準備があると。そして、検討される組織もしくは場ができなければ、そうしたこともなかなか松江市が直接ほかの11町村に対してそれを直接、県という土台を飛び越えて提案するのは難しいというふうな考え方を松浦市長は示されているんですけれども、例えばそういった場を、そういった設置する条件として、そういった松江市に対して何かのたたき台を求めたりというか、そういったことはされないんでしょうか。

○溝口知事:そこら辺は微妙なところでありまして、要するに町村のほうは、松江市が言っておられるようなことはとても難しいということを明快にしておりますからね。そういう中でどういうふうにやっていくかというのは、よく松江市とも相談しながら考えていこうと思っています。

 今、だから具体的にこうするということはないわけでありますが、松江市の要望は市長からも聞いておりますし、そういう場がうまくできるように、県としても町村と接触をしてまいります。ただ、見解が離れていますのでね、ゆっくり座って話すようなことにしないと難しいですね。


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