8月22日質問事項6
6.三江線(鉄道資産譲渡)
○毎日新聞:済みません、JR三江線の資産状況の関係で伺いたいんですけども、この間、県が一部譲渡でも無償にする議論をさせてくださいということで市町の意見をまとめて要望されたかと思うんですが、その後、JR西から一定の回答があったかと思うんですが、その現在の状況をちょっと御説明ください。
○溝口知事:鉄道資産の譲渡につきましては、まず代替交通を確保するために必要な資産については、各市町村から希望が出されていますから、その希望が出されているものについては無償譲渡でお願いしますよということをJR西日本に県からも伝えてあるということです。
それから、将来の地域振興に活用する資産については、邑南町1町だけですけども、活用の可能性のある資産があるので、個別に協議を開始してほしいとおっしゃっておられて、それから、ほかの市町からは現時点ではそういう要望はないということです。
それから、私どもから言っていますのは、市町以外のものを含めまして、将来において活用策が具体化する可能性があるため、その都度資産譲渡の協議に応ずるようにという要望は別途しております。
JR西日本は、代替交通確保に必要な資産及び活用の可能性のある資産の個別協議を開始しますということに同意をされております。また、代替交通の確保に必要な資産の無償譲渡及び将来の資産譲渡の協議についても速やかに回答していく準備をしているということのようですね。
○毎日新聞:当初は、JR西日本は一括でなければ無償譲渡にはできませんというのがベースにあったかと思うんですけど、こういうお話を、議論が進展したことに関して、知事はどう受けとめてらっしゃいますかね。
○溝口知事:それぞれの市町が出していることは合理的なことですから、その方向でJR西日本が検討されるということはいいことだと思いますね。
○毎日新聞:県としても、その間に入って、その議論がうまく進展するように仲介していけたらという思いでいらっしゃるんですかね。
○溝口知事:県が直接すぐにやるつもりはないですね。やはり各市町と、どういう目的で、どうされるかというようなことをよく話し合うということが大事ですね。もちろん県の関与が必要な場合は県が関与しますが。
○毎日新聞:わかりました。
○山陰中央テレビ:それに関連してなんですけれども、個別協議にJRのほうは同意しているということで、個別に今後は話が進んでいくかと思うんですけども、個別に協議されずに放置といいますか、残される部分もあるかと思うんですが、そういったものに関しての管理については、どのように県としては今後していきたいという方針はありますか。
○溝口知事:残るものというと。
○山陰中央テレビ:いや、何ですか、個別に協議をして、活用が必要なものに対しては協議をして、どうしていくのかということが決まっていくと思うんですけど、それ以外、鉄道本体部分とかに関してはどういうような方針をお持ちなんでしょうか。
○溝口知事:鉄道本体部分というと。
○山陰中央テレビ:鉄道です、鉄道。
○溝口知事:それは必要ではなければ(橋梁等は)JRが処分することになりますね。
○山陰中央テレビ:それはJRが処分するっていうこと。
○溝口知事:それはそうでしょう、自分たちのものですから。
○朝日新聞:朝日新聞です。関連してなんですが、地域振興に必要なもので、将来的に必要であれば、その都度譲渡の協議に応じるようにというふうに要望されたとおっしゃいましたが、その将来というのはいつまでのところを大体指しておられるんでしょうか。ずっと残しておくわけにはいかないと思うんですが。
○溝口知事:そこはまだ確定していませんね。いつまでなのか。
○朝日新聞:ただ、大体どれくらいのところ……。
○溝口知事:将来において活用をしたいということを考えられる市町、あるいは民間の方もおられるかもしれませんが、そういう問題もありますよということを伝達しているということですね。
では、よろしいですか。終わります。
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