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8月22日質問事項5

5.県立大学学部・学科再編

○山陰中央新報:知事、済みません、話が変わるんですけど、県立大学のことでちょっとお聞きしたいんですけども、清原学長が浜田キャンパスの地域系学部・学科増設の地元の要請を受けて、総合政策学部の再編に乗り出す意向を示されたんですけども、清原学長の就任前に大学側は増設見送りの方針を決めてる中で、今回は一転して前向きに検討する考えを示されたんですけども、まずこれについてどう受けとめてらっしゃるかというのを聞かせていただけますか。

○溝口知事:はい。浜田市におきまして、地域系の学部等を増設していただきたいという、あれは何でしたかね、そういう検討の場があって、そこでそういう考えが出されたので、それで浜田市として我々のほうにも伝えてこられましたが、この問題は、有識者会議というのがあるわけでして、その有識者会議は現在、平成31年から36年の中期目標をどうするかということで検討を重ねている段階でありますから、私どもはその有識者会議の動向をよくお聞きして、その上で我々は検討していくということです。

○山陰中央新報:清原学長は、就任に当たって、地域貢献ということを柱にして就任なさって、今回、さっき言ったように、就任前の大学側は見送り方針を決めてる中で、清原学長は地域貢献を掲げる中で、今回、再検討するというようなことを表明されたんですけど、それについては、知事として理解はできますか。

○溝口知事:有識者会議において、いずれにしても検討するわけでありますから、平成31年から36年の中期目標について検討されるわけですから、我々としては、その会合の結果もよく見て、我々としても対応していくということですね。

○山陰中央新報:ということは、県立大学の意見、どういう結論を出されるかわかりませんけども、その……。

○溝口知事:県立大学というか、有識者会議ですね。

○山陰中央新報:いや、その前に多分県立大学が結論を出すとは思うんですけども。

○溝口知事:そこはどうですかね。

○山陰中央新報:で、その有識者会議、まあいいです、県立大学なり有識者会議の、県としては意向を尊重するというお考えなんでしょうか。

○溝口知事:内容も見る必要がありますけれども、有識者会議は学識経験者ですね、経済界、あるいは高校、自治体、あるいは関係団体等から、これはたしか平成29年の5月から11月ぐらいにかけて検討するということにもともとなっているわけでして、今後6年間、どういう方向でやっていくかということですから、それは大学というよりも、有識者会議でそういう検討をするわけですから、我々はその検討を見て、また県の立場もありますし、それから評価委員会などの意見も聞かなければいけませんし、それからいずれにしても議会の議決が要りますし、いろんなプロセスがあるわけでして、そのプロセスの1段階が始まっていると理解をしていますと。今どうするこうするということを考えているわけではないです。

○山陰中央新報:お聞きしたかったのは、一度、清原学長は就任前に見送りの方針というのを決めていたんですけども、地域系学部については。それを今回、一転して再検討しますというようなことを今回お示しになって、それについて知事はどういうふうに受けとめられるのか。

○溝口知事:私が言う話ではないですね。

○山陰中央新報:というのが……。

○溝口知事:それは学長はそうですが、有識者会議で検討するわけですから。

○山陰中央新報:それは有識者会議が検討はするんですけども、県立大学というのは県立であって、当然財源も渡っているわけで……。

○溝口知事:もちろんそれは聞くでしょうが、有識者会議は民間の方、いろんな方が入って検討するわけでして、それで、我々もその結果を見て必要な対応をするわけでありまして、あらかじめその前には評価委員会というのがありまして、その意見も聞くというか、いろいろプロセスがありますから、我々のほうでどうこう言う考えはないです。


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