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8月22日質問事項4

4.教職員人事権

○山陰中央新報:知事、済みません、ちょっと話は変わるんですけども、教職員の人事権の移譲の件で。前回の会見以降も、重点要望に市町さん来られて、この件に触れられたりする方もいらっしゃって、知事は市町村の話をよく聞くというふうにお答えされていると思うんですけど、前回、まだどう検討するかというのは、何か決めてないというふうにおっしゃってたっていうふうに認識してるんですが、結局その検討組織を立ち上げてやっていくのか、あるいは個別に集約していくのかとか、そういうお考えは現時点ではありますでしょうか。

○溝口知事:どういうやり方をするかというところまでは行っていませんけれども、松江市に伝えてありますのは、この問題については政府のほうも市町村の意見をよく聞いてと、文言はどうか知りませんが、そうなっていますから、いずれにしても市町村の考えなども聞きながら、どうするか考えておりますということを松江市には言っていまして、松江市がやりますと言っても、そこはそういう制約がありますということはよく伝えてあります。

○山陰中央新報:それで、やっぱり市町村、こうやって皆さん反応されてるっていうところで、やっぱり自分たちの町の教育にかかわってくるお話ということで心配もされてるのかなと思うんですけど、どういうふうに検討するかは別にして、何かスケジュール感とか、いつぐらいに決めるとか、そういうのはありますか。

○溝口知事:今決めていませんね。中核市などができて、そういう面にも配慮するように書いてありますけれども、他方で、他の市町村の意見もよく聞かなければいけないということがありますから、それを踏まえながらやっていくつもりです。全般的に見まして、市町村はこれまでの考えと変わりませんから、松江市が要望されたことを市町村が、はい、変えますよということにはなかなかならない情勢であるということでありますね。よく両者の考えを聞いて対応していくということです。

○日本海テレビ:済みません、ちょっとそれに関連してなんですけど、今、松江市さんが具体案というか、移譲に向けての具体案作成の準備に取りかかられようとしているところなんですけど、それに対して県は、これからどういうかかわり合いをしていこうとか、今考えってありますか。

○溝口知事:松江市がどうしているかという報告は私もまだ知りませんけれども、いずれにしても、市町村の意見を聞いてやらなければいけないということは松江市もよく承知していますし、市町村の方々は、私のところにいろんな重点要望で来るときには、それを変えてもらっては困るということを言っていますから、そちらは変化が今のところはありませんね。松江市もそこら辺はよく承知をしていることだと思います。

○日本海テレビ:具体案のたたき台をつくる際に、県も協力してほしいということを先回、要望にいらっしゃったときにおっしゃってたんですけど、そういう協力するようなことってできますか。

○溝口知事:それはやりとりの話ですから、協力という言葉がどうかという問題ではなくて、それは松江市の御意向は聞きますよと。他方で、市町村の同意を得ないとできませんからね、そういうこともありますよということをお伝えしているつもりですけれどもね。

○日本海テレビ:やっぱり閣議決定の条件に広域の人事交流というのも入ってたと思うんですけども、一応知事としては、このたたき台をつくる上で必要になってくるものってどういうものだと思われますか。

○溝口知事:私が持ってるわけではありませんが、いずれにしても、問題は松江市以外の市町村の了解がないと、同意がないと進みませんから。


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