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7月11日質問事項6

6.原子力発電所1号機廃止措置

○中国新聞:知事、あと、きょう、先ほど、午前中ですか、1号機の廃止措置計画について最終了解されたわけですけど、あのときちょっと聞けなかった部分で、議会の答弁なんかで聞いとられたときに、廃止措置計画というのが、使用済み燃料を青森に持ってって、そこで再処理をしてという流れを前提としているという議論がありましたよね。議論というか、それはそうなってるんですけど、それはだから核燃料サイクルとかプルサーマル発電というのを前提にした計画だという指摘なんかもあったと思うんですけど、知事、改めてこの再処理工場ですか、この稼働の見通しについては現時点、どんなものを持ってらっしゃるのか。

○溝口知事:それは政府にしっかりやってもらいたいということですね。

○中国新聞:現状、核燃料サイクル、そこの再処理工場が稼働しても、その先、どう使っていくかとか、あるいは核のごみどうするかとか、そういう問題というのがその先に山ほどあるんですけども、その辺の課題については今後の、あさってでしたっけ、東京に行って要請されるのは。

○溝口知事:金曜ですね。

○中国新聞:金曜日ですね、済みません。金曜日に行かれるという、そのときには結構そういう辺の話なんかもされる。

○溝口知事:それはいつも政府に対しては我々言っていますよ。

○中国新聞:現状、どのぐらいの問題があると、その部分についてはお考えですか。

○溝口知事:廃止措置計画を30年かけてやるわけですからね、最初の段階ではそういう問題がダイレクトな課題になるわけではなくて、年数をかけながら、いろいろな変化も出てくるでしょう。

○中国新聞:現状ではどういう問題があると。

○溝口知事:現状では、とりあえず廃止措置計画をやっていくということは了解したと。ただ、いろいろな問題が残っていますからね、国に対してはそういうことの要請をしていくということです。

○中国新聞:いろんな問題というのは、例えば。

○溝口知事:核燃料サイクルをどうするのかとかね。

○中国新聞:高レベルの最終……。

○溝口知事:廃棄物の処理をどうするとか。そこら辺は明確でないわけですよ、政府におかれても。

 


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