6月16日質問事項4
4.萩・石見空港
○山陰中央新報:知事、済みません、ちょっと話が変わりますが、萩・石見空港の振興で、6月定例議会に8,000万円の対策費を盛り込まれましたが、改めてその狙いと期待する効果を教えてください。
○溝口知事:萩・石見空港は、県西部における航空路線の拠点ですから、そこがやはりいろんな人に利用できるようにするということは、県西部のいろんな面で、産業の振興だとか、あるいは観光の振興だとか、必要なわけですからね、その面で必要な対応をやっていこうということで補正予算を今議会に提出をしたと。できるだけ2便化が続くように、県として努力をしていきたいと思います。
○山陰中央新報:従来のエージェント対策だけじゃなくて、企業誘致とか移住定住などの対策も全庁的に盛り込まれた部分が新しいところだと思うんですけれども、コンテストがずっと永続的に続くとは限らない中で、中・長期的に基礎需要を高めていくというのは必要だと思うんですけれども、そういった意思も見えるんですが、基礎需要を高める必要について、改めてどういった御認識をお持ちでしょうか。
○溝口知事:できるだけのことをする必要があるだろうと考えています。
○山陰中央新報:今、具体的にこういったことが効果的だとか、具体的な案というのはお持ちでらっしゃいますか。
○溝口知事:今回は今回で、ああいう対策をしているわけですが、またいい方法があれば取り入れていきます。
○山陰中央新報:改めて確認なんですけれども、対策、今後、実効性が焦点の中で、仮に2往復化が維持できない場合に、こういった責任についてはどういうふうに、どこが持つというふうに認識しておられますか。
○溝口知事:できるだけのことは県としてはやる必要があると私は考えています。
○山陰中央新報:県が責任を持って。
○溝口知事:責任を持つというか、2便化が継続されるように努力をしてまいります。もちろんそれは議会の理解も必要ですね。あるいは皆さんの理解も必要ですね、県民の方々の。
○山陰中央テレビ:関連してなんですけども、今回、補正予算で対策費などをまたつけられましたけども、去年もスタートダッシュというのは余りよくなかったわけで、今回、特にコンテストを控える中で、スタートダッシュというのが非常に大事だったと思うんですけれども、こういったものの対策を当初予算のほうで組み込むお考えはもともとなかったんでしょうか。
○溝口知事:それは4、5月の状況も見て判断をする必要があるということですが、4、5月、少し予想よりも少なかったですからね、そこはやはり手当てをする必要があるだろうという判断をしたということです。
○山陰中央テレビ:では、今回の利用客数が非常に、数千人少なかったのは、県としては非常に想定外のこと。
○溝口知事:想定外というか、いろんな努力を県も市町村も住民の方々もしていますけれどもね、もう少し足らないということで対応したということです。
○山陰中央新報:済みません、萩・石見に戻りますが、今まで政策コンテストが始まって、利用促進協議会としては6億1,600万円出している。県としては17年度当初までで3億3,000万で、補正入れたら4億を超えるんですけれども、それだけの割合を県が持っているということで、今後、2便化維持について、改めて覚悟と、県の役割についてちょっとコメントをお願いします。
○溝口知事:覚悟というか、県西部の航空路線ですからね、できる限り2便とか利便性のある形で活用できるように努力していきたいということであります。
○山陰中央新報:県としては、どういった立場で地元の周辺市町と対峙されますか。どういった役割を担わないといけないかというふうに御認識を持っとられますか。
○溝口知事:今申し上げたとおりですよ。
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