6月16日質問事項3
3.竹島
○山陰中央テレビ:知事、済みません、竹島の関連なんですけども、韓国がまた竹島周辺での軍事演習をやっていて、きのう、コメントも出されましたけども、改めて政権が、韓国も今、政権がかわってから、かわってもなおこういったことが続くということに関して、もう一度改めてコメントをいただいてもよろしいでしょうか。
○溝口知事:竹島の上陸ですか。
○山陰中央テレビ:上陸ではなくて、軍事的な演習が行われていることに関してですね。
○溝口知事:何が行われていると。
○山陰中央テレビ:軍事訓練がまた行われていますけども、きのうも知事のほうからコメントはいただいておりますが、政権がかわってもなおこういったことが続くことに関して、改めてコメントをいただけませんでしょうか。
○溝口知事:やはり竹島問題につきましては、韓国と私ども日本との間で決着がついていない問題ですから、私どもは国際司法裁判所などでこの問題を議論してもらう必要があるんではないかという主張をしていますね。しかし、韓国はそれに応じないわけでありまして、事態は変わってないわけであります。引き続き韓国に、やはり外交のチャネルを通じていろんな面で働きかけていく必要があろうと思います。
○山陰中央テレビ:今回、政権がかわって、多少何かの変化があるんではという、わずかながらの期待ももしかしたらあったかもしれませんけども、政権がかわった中で島根県のアクションというのが少し変わっていくとか、変えていこうとかっていうことは何かございますか。
○溝口知事:余りないですね。
○山陰中央テレビ:そうした中、先月ですかね、韓国の中学生から島根県の中学校に対して歴史認識といいますか、教育的な観点から学習指導要領についての手紙がかなりの数届いたということですけども、これについては、知事はどのように考えられますか。
○溝口知事:そこは、どういうふうな対応をするのがいいのか、竹島問題の私どものアドバイザーといいますか、そういう方々がおられますから、そういう方々にまず聞いて対応しようかなと、今考えておるところです。
○山陰中央テレビ:中学生がそういうふうに……。
○溝口知事:私は、個人的にはね、そういう、ただ、中学生、来ているのは先生から来ているんでしたかね、そうでしたね。先生宛てに来ているんですね、こちらのね。教え方を変えてくださいという、韓国の中学生から来ているわけで、どういう対応をしたらいいのかということはありますが、中学生同士などでいろんな意見交換ができれば、本当はいいのかもしれませんね。ただ、そこら辺は今のレターが先生宛てですから、教育委員会などにも相談したり、あるいは竹島問題の県のアドバイザーのような立場の方々がおられますから、そういう方々の意見を聞いて対応しようと考えています。
○山陰中央テレビ:今、少し前向きなコメントもありましたけども、交流とかですね。そういうとこ、具体的に何かありますか。
○溝口知事:ないですが、やはりいろんなチャネルを通じてお互いに意見を交換するということがないと、物事は動かないでしょう。
○山陰中央テレビ:逆に、これだけ歴史的な事実を島根県が中心になって上げているにもかかわらず、こうしたことが、初めてだというふうにお聞きしたんですけども、起こってしまうということに関しては、知事としてどういうふうにお思いでしょうか。
○溝口知事:何を思うんでしょうか。
○山陰中央テレビ:いや、中学生のほうからこういった手紙が中学校の先生に対して大量に届くというのは過去に例がないというふうにお聞きしたんですけども、これだけ歴史的な事実を積み重ねているにもかかわらず、こういったものが届いてしまうことについては、知事としてはどういうふうに受けとめておられますか。
○溝口知事:私は、悪いことではないと思いますよ。韓国の若い人たちがどう考えているかということで、島根県とも話をしようというふうにも考えれば、いろんな面で話し合いが行われるということはいいことだろうと思います。ただ、今回の件がどういうものかというのは、ちょっとほかの方々の意見を聞いて決めたほうがいいのかと思っています。
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