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5月26日質問事項6

6.保育所入所待機児童

○山陰中央新報:知事、済みません、待機児童のことでお聞きしたいんですが、この前、島根県のほうが発表されて、4月1日現在で119人という数字になっていて、ここ近年ではかなり高い数字になったんですけど、この数字についてはどのように受けとめていらっしゃいますか。

○溝口知事:若干ふえたわけでありますが、これについては分析もしているようでありまして、その状況を見ましてやっていく必要がありますけれども、出雲市で71人増加したということが影響しておりますけれども、出雲市の増加の理由は、平成27年の出生数が大きく増加をして、対前年85人増となったため、その年代の育休明けの保育所入所申し込みが大きくなって、この春に大きく増加し、対応し切れずに、保育士不足のため受け入れができないといったような事情、特別の事情があったようでありまして、それから、松江市も若干ふえていて、松江、出雲市、都市部において待機児童がふえているという状況ですね。これらの市では、保育所等の定員をふやしておりますけれども、足らない状況にもあるということであります。我々としても、待機児童がゼロになるように努めていくという考えでやっておりますので、やはり保育所の新増設だとか、そういうことを、関連する市町村がお考えになるでしょうが、それに対して適切な対応をしていきたいと考えております。

○山陰中央新報:それで、県が昨年始めた待機児童ゼロ化事業のほうで、この1年の実績を見ると一定の寄与があったなと思ってまして、結局のところ、このハード整備、市町村の、やられた、松江市さんも本年度やられたし、来年、出雲も定員ふやすというお話があったんですけども、結局定員をふやすためには保育士を確保しないといけないっていうことで、これはなかなか全国的にも、どこも苦労してると思うんですけど、そういった中で、やっぱり施設保育もそうなんですけど、家庭内とか、あるいは島根県っておじいちゃんおばあちゃんが近くに住んでるケースも結構あると思うんですけど、そういったところで保育するっていうところに支援するというのも一つのやり方かなと思うんですけど、そういったことは検討はされないでしょうか。

○溝口知事:例えば、おじいちゃんおばあちゃんがどこか別のところに居て、そこで育ててもらうと。

○山陰中央新報:はい。

○溝口知事:それも一つのアイデアでしょうが、いろんな方策もあるでしょうから、やはり保育士をふやすということが一番大事なことでしょうから、そういう面で何ができるかだと思う。特に関係の市町村などとよく検討してまいりましょう。


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