4月21日質問事項7
7.島根原発3号機
○山陰中央新報:その松江市でいうと、原発を抱えているというところがあって、松浦市長は当選後の会見で、島根原発の3号機について、早く審査してもらって新しい基準に沿った対策を進めていく必要があるっておっしゃって、新規制基準適合性の審査の早期申請を容認する姿勢を示されたんですけども、松浦市長の考えはおいといて、知事の3号機の適合性審査の申請についてはどのようにお考えになっていますか。
○溝口知事:まだ私は考えていませんけれどもね。松浦さんからも聞いてませんけれども。
○山陰中央新報:いや、松浦市長の考えはおいといて、知事のお考えは。
○溝口知事:2号機がどうなっていくかというのが決まらないと、なかなかできないんじゃないですか。
○山陰中央新報:2号機が何か、あ、それが決まるというのは、どの段階を決まるって知事はおっしゃっているんでしょうか。
○溝口知事:2号機でまだいろんな整備をしていますね。それが解消して、2号機が稼働する見通しが出てくる。それから電力需要が全体として中国電力としてどうなるとか、そういうことがないと、中電がどうされるかということでしょう。電力の需給という観点からね。それは我々が判断するというよりも、中国電力が電力の需給、それから県外、中国電力を越えたところの需給の調整というのもありますけども、そういうものも考えながらどうされるかというのを見た上で判断すべきことではないかと思いますね。
○山陰中央新報:稼働がどうなるか、見えるかというのは、一つ、規制委員会でどれだけ審査が進むかというとこかなとは思うんですけども、ということになると、審査が一通り2号機が終わらないと、3号機というのはなかなか難しいというお考えですか。
○溝口知事:中国電力の管内で電力需給がどうなるかと、それは2号機がどうなるかということと関連していますね。そういうものを見た上で、中国電力のほうが3号機が必要だということになれば、中国電力のほうでいろいろ考えられるでしょう。我々がそういうものを勘案した上で対応していくと。我々のほうは、いずれにしてもツーステップでやってまいりますから、我々の体制はできているわけでありまして、我々が今何かをしなければいけないということはありませんね。いずれにしても、中国電力が1号機の処理、それから2号機の運営を適切にやっていくということは大事なことですね。
○山陰中央新報:その先に3号機があるという認識ですか。
○溝口知事:そうですね。
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