１．落石等異常通報アプリ「パトレポしまね」

○山陰中央新報：知事、済みません、パトレポの件なんですけども、去年ああいう落石事故で痛ましい事故が起きて、県も安全・安心な県土づくりというのを掲げてらっしゃいますけども、改めてこういうアプリをつくった意義と、あと、県民の協力というのが不可欠になると思うんですけども、県民への呼びかけを知事のお言葉としていただけますでしょうか。

○溝口知事：島根に限らず、落石事故というのは日本の中では起こりやすい地質になっておるわけですね。雨が降ったりしますと、土の中、あるいは根っこにあった大きな石が道路に転落してくるという危険性はあるわけであります。潜在的にあるわけであります。それをなくす努力もしますが、全部、コンクリートを張るというわけにはいかないわけでありまして、いろんな状況の変化で起こりますから、そういうものがありますよということを知っていただくと同時に、落石があって、知らずに、そのあたりで落ちる可能性があるというようなことがあるわけですから、続いて落ちるというようなことがあるわけですから、落石を県民の方、あるいは事業者ですね、運転をしておられる方々が見つけられるといったことを直ちに、その場から自分のスマホで送れるというシステムをつくって、それが県の土木部に行きますとね、すぐ現場に出かけまして落石を除去すると同時に、場合によってはその道路の閉鎖でありますとか、あるいは片側通行でありますとか、いろんな対応が迅速にできるようになるわけでありまして、そういうことを行いましたので、県民の方々、あるいは事業者の方々によくお伝えをしていきたい、協力をよろしくお願いしますということであります。