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1月10日質問事項05

5.三江線

○朝日新聞:知事、朝日新聞の富岡です。

 JR三江線の代替交通についてなんですけれども、初期投資の費用や運営費、運行費用についてJR西との協議が年内、昨年内に決着をつけたいというようなことを何度かおっしゃってましたけれども、これ、新年になって、今、現状、いかがでしょうか。ある程度、例えば今月内にもめどとかっていうのはついているんでしょうか。

○溝口知事:年内、きちんとできますというところまではまだいってない状況だと思いますね。できるだけ早く枠組みを確定することが大事だろうと思います。

 JR西日本の中でも意見がいろいろあるようですから、そういうことを調整しながらやらなければいけないだろうと思います。

○朝日新聞:いついつまでにとかっていうような具体的な目標は、知事として持っておられますか、県として。

○溝口知事:今のところ、できるだけ早くということで進めております。

○山陰中央テレビ:知事、山陰中央テレビの藤谷と申しますが、三江線に関連してですけども、跡地利用を考える住民の方々もかなりいらっしゃいますが、そのあたり、来年度に向けて県として支援するような考えというのはございませんでしょうか。

○溝口知事:まだそういう話し合いはしておりませんね。

○山陰中央テレビ:今、廃線ということもあって観光客の方がかなり来てますけども、来年廃線になって、どれだけお客さんがまだ来るかどうかというのはわからないですが、そのあたり、これだけ観光客の方が来てくれた三江線沿線の来年の観光について、県として何か新しい観光プランを考えていくとか、そういったことはないですか。

○溝口知事:メーンの課題は、やはり三江線を使っていた地元の方々が困らないようにバスを走らせるとか、そういうことでありまして、観光についてどこまでするかというのは、それぞれの市町の考えにもよるでしょうから、まだそこまでは議論は入っておりませんね。

○山陰中央テレビ:実際、邑南町さんはいろいろと動いておられますけれども、邑南町と島根県のほうで協議とかっていうのはされているんですか。

○溝口知事:邑南町のほうは、一定の鉄道を残して、それをいろんな面で活用しようということでやっておられるわけでありますね。

○山陰中央テレビ:その中で、やっぱりあの地域ですと、ちょうど広島側の伊賀和志という駅があったりして、両県またがるような観光振興プランになってしまっていて、どうしても広島県側の理解というのが進んでいかないというところが問題になっているようなんですけれども、そのあたり、島根県としてもうちょっと議論に入っていくとか、橋渡しをしていくような形は難しいですか。

○溝口知事:その問題はJR西日本とやっぱり協議していくということが大事な課題ですが、我々が側面的にああした鉄道資産が残って、それを活用するということについても、JR西日本も考えてもいいのではないですかとか、そういう側面的なサポートはしております。

○山陰中央テレビ:実際に、過去、廃線になった路線で、そういうJRが譲渡せずに、JRが持ったまま観光利用をしたケースもあると聞いてるんですけども、そのあたりに対して、今は無償譲渡というか、譲渡が前提になっていますけども、そのあたりについて県のほうからもう少し交渉するような余地というのは。

○溝口知事:そこはJR西日本と邑南町のほうで話をされておりますし、我々はそういう中でJR西日本もそういう特別な区域なんですけれども、そういうものを残していくということは大事なので、やっていくべきではないですかということを言っておりますし、JR西日本の中でも、そういう意見が全くないわけでもないようでありますが、そこはJR西日本がやっぱりどう考えるかということにかかっておりますね。我々は側面的にいろんなことを言っているという状況です。


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