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1月10日質問事項01

1.知事の療養と職務遂行

○山陰中央新報:知事、済みません、山陰中央新報の尾添です。

 きょう、県議会の全員協議会で、がんの治療に関して、今月14日から入院というお話もあったんですけども、事実として14日から入院されるということで。

○溝口知事:そうですね。大体それはもう12月終わった段階から、そういう考えでお医者さん方はやっていまして、14日、日曜に東京へ行きまして、それから1月の末ぐらいだろうと思いますけれども、12月と同じような点滴等による治療が行われます。その後、状況にもよりますけれども、2月になりまして、がんの部分が残っておりますから、それを摘出する等の外科的な手術をしていくということです。

○山陰中央新報:たしか年末に発表されたのだと、次の入院が1月下旬ぐらいだったというふうに報道の発表があったと思うんですけども、それが14日にちょっと前倒しになったというのは、何か理由が。

○溝口知事:下旬ですから、まあ要するに真ん中から下のほうだという意味で申し上げただけでありまして、特別に変わっているわけではありません。

○山陰中央新報:今、予算編成が佳境だと思うんですけども、その辺の影響等についてはどうなんでしょうか。

○溝口知事:今週にも全体的な話を総務部財政課のほうから聞きますし、私からも一般的に大きな枠組みについては指示をいたしておりますから、やはり大きな枠組みというのは、先ほど申し上げましたように観光を生かすとか、産業を振興する、そして子供たち、あるいは御高齢の方々に対する対策をきちっと組んでいくということだろうと思います。それを予算の中でどう配分していくかというのを財政当局が各部局とよく相談をしながら決めていくと。私などの大きな役割は、そういう中で全体としてバランスがとれているか、あるいは枠組み自体が適切なものであるかということを、そういう積み上げを聞きながらやっていくということですね。

○山陰中央新報:前回入院されたときは、電話とかで報告受けたりとか、指示も出してらっしゃったと思うんですが、今回もそのような形になるんですか。

○溝口知事:同じですね。それから、いろんな情報は毎日送ってくれるようになっておりますから、新聞の情報でありますとか、いろんな情報はいただくことになっています。

○山陰中央新報:2月にも手術という話だったんですけども、病院のほうからは、その手術って大体どれぐらい期間がかかるものだと聞いてらっしゃるんですか。

○溝口知事:そこはまだはっきりは聞いていません。わかりませんね。

○山陰中央新報:2月は19日から県議会が開会して、26日からは代表質問もありますけど、県議会への出席の見込み等、どうなんでしょうか。

○溝口知事:今の段階でどういう段取りになっているかはわかりませんね。わかりませんが、2月議会とかなりオーバーラップするだろうと思っています。

○山陰中央新報:職務代理者を置くお考えというのはいかがなんでしょうか。

○溝口知事:職務代理というか、いろんなことは、私が聞かなければいけませんからね、そこら辺どうするかはよく相談しながらやります。

 要するに、手術をしても、声が出なくなるわけではないので、あるいは話も聞けないわけではないので、そこら辺は全体的なことを見ればいいわけでありまして、よく考えて対応します。

 

○中国新聞:知事、済みません、再度、中国新聞の秋吉ですけども、ちょっともう一回、入院の話に戻りますが、昨年の12月17日から2週間の入院があって、今度、14日にまた入院ということで、2週間入院、2週間ちょっと退院の期間あって、また入院ということなんですが、この2週間については、要は抗がん剤の治療があったので、ちょっと体力をまた戻すというか、そういう意味合いでちょっとインターバルがあるっていうような説明だったんでしょうか。

○溝口知事:それもあるでしょうし、一定の間を置いたほうがいいということでしょうね。置いたときに、またどういう影響が出てくるかというのを見て、対応するということですね。

 それは、専ら私の判断というのは、全くなくて、病院のほうの考え方としてそうしておると。

○中国新聞:そうすると、次の入院があってから、またちょっとこう少し間があいてからの手術になるかなとも思うんですけども、そうすると、2月の中旬ぐらいがだんだん見えてくるような時期になるかなというところで、さっき、議会の日程ともちょっとオーバーラップするという。

○溝口知事:それはお医者さんのほうで計画立ててやりますから、そういう計画を見ながら、いや、私一人ではなくて、いっぱいいるわけですからね、そういう中で、そういう方向のようであるということです。

○中国新聞:前回の入院とほぼ同一の治療内容であるということで、今回の入院、14日からの入院中の職務代理者については、今は考えてないということで、14日からの入院中に職務の代理者を立てるというのは今のとこ考えてないということでいいんですね。

○溝口知事:いいと思いますね。最終的にまだ関係者と調整をしていませんけれどもね。

○中国新聞:2月の手術ですけども、この期間、もし議会とかぶってしまったら、議会の答弁とかにまで話が及んでくるので、そこはちょっと職務の代理者があったほうがいいんじゃないかというような指摘もあるんですけれども、その辺については今後判断されるということで。

○溝口知事:はい。

○中国新聞:わかりました。

 あと、きょう、ちょっと全員協議会でこういった話をされてたと思うんですけども、その中で、知事が虎の門病院に入院される件について、年頭の会見で我々のほうからも指摘がありましたけど、東京の病院に入ることについてどうかというあれなんですが、その説明があった中で、虎の門病院というのは知事の現役のときからのかかりつけであるというような説明があったんですけれども、ちょっとその現役という言葉について、その現役の財務省官僚であったときっていう意味なのか。

○溝口知事:その後もずっとそうですよ。

○中国新聞:そうです、わかるんですけど……。

○溝口知事:ええ、東京にいろんな出張なんかしますね。その帰り際にいろんな診察をしてもらうとか、そういうことはずっとやっていますよ。

○中国新聞:はい。ただ、現役のときっていうと、ちょっと今も知事は現役の知事ではないかというような指摘もあって、要はそれを……。

○溝口知事:それは、前からやっておりますということを言っただけでありまして、同じ現役でも関係はないですので。

○中国新聞:それちょっと受け取る側の問題なので、言い方についてちょっとそういう懸念があったもんですから。今後ちょっと。

○溝口知事:そうですか。それは関係ありませんね。

○中国新聞:現役のときっていう言葉は、ちょっと少なくとも今後、言われないほうがいいのかなという。

○溝口知事:わかりました。


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