12月9日質問事項6
6.有人国境離島
○日本経済新聞:もう一つは、隠岐の島のことなんですけども、きのう、東京に行かれて、有人国境離島の関係でお話しになったと思うんですけど、まず、こちら側の意見というのはどの程度聞かれたというような感想を持たれてますでしょうか。
○溝口知事:有人国境離島の話は、夏の概算要求の関係の中で、内閣官房の海洋本部ですかね、が要求してるんですね。国費でたしか50億ぐらいやってまして、それをどういうふうにしていくかという問題でありますが、それは初年度ですから一定の要求の枠もあるでしょうし、それから、初年度としてはそういう要望していると。それが実現できるようにすると。来年1年度で全てできるわけじゃなくて、引き続きその額をふやすとか、やり方をさらに強化するとか、いろんなことを引き続きやっていこうということですね。昨日、関係の8道都県で要望書をまとめまして、それには、来年全て実行できるわけではないけども、引き続きこういう要素に配して国の助成をやってくださいと、海洋本部もそうですし、それから予算編成の中で財務省もそうですし、検討してくださいねという、将来にわたってのことを含んでいるということです。
○日本経済新聞:なかなか全国ネットのメディアできのうのことも報道されないんですけれども、知事の印象としては、きのう、何か成果があったとか、あるいは要望書を出してどんな感じなんでしょうか。
○溝口知事:正式に関係の部署に話をしましたから、関係8道都県の考えは伝わっていると思いますね。
○山陰中央新報:知事、関連で、その中で、交付金の中で、航路とか航空路の運賃の低廉化というのが一つ焦点になってまして、これについてはどういう要望をなさったんでしょうか。島民以外にも広げるだとか……。
○溝口知事:そうですね。
○山陰中央新報:あと地方の財政負担が減るような形というようなことも求められたのか。
○溝口知事:それはその中には入ってませんが、要するに島民以外の観光客なども対象にしていただきたいということは入ってますよ。
○山陰中央新報:地方の財政負担の軽減とかということは求めてはいらっしゃらないんですか。
○溝口知事:地方財政負担というのは、一定の負担は求められていますけども、ほかの地域で、奄美などでやっているのを見ますと、一定の負担はしておるし、それから、地方負担の一部は交付税で見ることになってますから、そこの問題は全部国負担ということには、国の負担という要望はしてません。
○山陰中央新報:だから、地方の交付税措置のところがどれだけになるかというのが、結局地方の負担がどれぐらいになるかというところだと思うんですけども……。
○溝口知事:今の段階では半々ぐらいじゃないですか。
○山陰中央新報:先ほども質問ありましたけど、感触として、将来的にも実現しそうなというような感触を持たれたかどうかということは。
○溝口知事:だから、それはなかなかハードルが高いでしょうね。
○山陰中央新報:仮に地方の負担が生じたときに、県としてそこの部分を幾らか支援するようなことというのは考えてらっしゃるんでしょうか。
○溝口知事:まだそこまで検討はしてません。
○山陰中央新報:これから検討していくお考えというのはあるんでしょうか。
○溝口知事:まだ何とも言えません。
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