３．税制
○時事通信：済みません、税制のことでお尋ねしたいんですけれども、与党税制改正がきのう取りまとめられて、ポイントが幾つかあると思うんですけれども、知事として評価できるポイント、あと、ここはこうしたほうがよかったという点がもしあれば、お聞かせください。エコカー減税の話だったりとか、あと、配偶者控除の話だったりとか、幾つか話題に上っているところあると思うんですけど。
○溝口知事：知事会でそういうチェックはしておりますけども、一つは、地方拠点強化税制の拡充ということは評価できますね。それから、配偶者控除の見直しにつきましても、一定の評価はできると思いますね。それから、車体課税の見直しでありますけども、知事会の提言に沿った修正も行われており、一定の評価はできますけども、若干の課題も残っておるというふうに思います。森林吸収源対策の税制改正につきましては、必ずしも地方の意見が十分入っておるとは言えない面もあるというふうに思います。先ほど申し上げました配偶者の見直しなども評価できますね。それから、航空機の燃料課税、これ上がりますと、航空会社のコストに影響が出て、島根に発着する飛行機などに影響が出るんですけども、それは延長が決まりましたから、評価できるというふうに思います。
○山陰中央新報：森林環境税については、県議会とかからも、地方は特に創設をというような声も大きくて、県選出の細田議員なんかも今回で創設というようなことも言及なさっている中で見送られたということについて、改めて受けとめをいただけますでしょうか。
○溝口知事：森林環境税というのは、いろんな利害がありますからなかなか簡単にいかないわけでありまして、引き続き政府におかれて、森林を保つのに役立つような税制の導入というのは検討してもらいたいというふうに思います。
○山陰中央新報：知事として要望とか、これ、いろいろあるんですけど、それ、要望されていくお考えというのはあるんでしょうか、その導入について。
○溝口知事：知事会もいつもやってると思いますけども、引き続きやってまいります。これは一県の話じゃありませんで、全体としてやっていく必要があると。