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11月24日コメント

私から1点、コメントを申し上げます。
コメント)第63回日本伝統工芸展
こちらのパネルにありますが、12月7日から12月25日まで、第63回目の日本伝統工芸展が開催をされます。この工芸展は昭和29年に創設をされて、それ以来、毎年、全国で開催をされているんですが、松江展は途中からでありまして、今年で15回目ということになります。
部門は7部門ありまして、陶芸、染織り、漆芸、金工、木竹工、人形、そして諸工芸、7部門で、厳正な審査によりまして選び抜かれた作品282点が展示をされます。その中には、重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の方々の作品が46点含まれておりまして、受賞作が別途あるわけでありますが、受賞作は16点ということです。地元山陰在住の作家の入選作ですね、これは受賞作とは別です、入選作7点などが含まれます。
今年は、諸工芸の松本三千子さん、松江市の出身なんですが、この方が省胎七宝鉢「蒼海」(しょうたいしっぽうはちそうかい)という作品で高松宮記念賞を受賞をされていると、高松宮記念賞というのは、日本工芸会総裁賞が一番トップなんですけども、それに次ぐものだそうでありまして、この受賞作品と、御自身がこれまでつくられた作品7点も展示をされるということです。
ここの一番上がこの松本さんの難しいあれですが、発音ですけれども、省胎七宝鉢「蒼海」と、こういう作品ですね。島根県からの入選者は松本さんのほか、陶芸で内田和秀さん、松江市出身です。鳥取県からの入選者は陶芸の前田昭博さん、この方は人間国宝でありますけれども、ほか4名の作品が入選をされております。
関連イベントとしまして、パンフレットの後ろのほうにありますが、記念講演会でありますとか出品作者によるギャラリートーク、そして別途の会場だそうですけども、地酒と食の贅沢夜会と、これも予約がもういっぱいになっているというふうに聞いておりますけれども、そういうものが行われるわけであります。
これ、字が細かいんですけども、下の段の左の上ですね、これは木工、蝋(実際は旧字)引楓造象嵌飾箱(ろうびきかえでつくりぞうがんかざりばこ)、これが日本工芸会総裁賞を獲得された作品ですね。そのほかいろんな、会長賞でありますとか都知事賞でありますとか朝日新聞社賞などが展示をされております。
私からは以上であります。
 


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