11月24日質問事項12
12.企業誘致
○日本経済新聞:知事、すみません、企業立地について伺いますけれども、先週の木曜日に東京でセミナーに出られましたが、懇談の場があったと思うんですけれども、参加者の企業からの意見、特にこういうことに応えたいとか、思われるところがあったら教えてください。
○溝口知事:割と肯定的な意見が多かったと思いますが、県の施策は非常に手厚いという評価はいただいていると思いますね。あと、販路の開拓とか、そういう面でもさらに立地企業の方々の要望、要請に必要に応じて県としてもさらに販路の拡大なんかに努力をしていきたいというふうに思います。
○日本経済新聞:肯定的というのは、要するに東京の企業の人が知事にお会いになって、島根県頑張ってますねと言われたということですか。何かそれだとあんまり……。
○溝口知事:言われたというか、大体進出企業の方々ですからね。
○日本経済新聞:いや、そうじゃなくて、会合の後に懇談が必ずありますよね。その参加者と一緒に、そこの場の話です。
○溝口知事:参加者には、島根のいろんな助成制度でありますとか、あるいは島根に立地をしておる企業の方々の話も聞かれまして、そういうところから、一定のポジティブな印象もお持ちになったんではないかなと。今年は特に島根に出て、進出をされてやっておられる方々に話をしてもらいましたから、そういう方々の客観的な考えでございまして、それから、女性の方々の話もされましたね。電話の通信を通じてやられる。
○日本経済新聞:コールセンター業務ですか。
○溝口知事:ああ、そう。コールセンター業務の方々が、地元の人もランクアップして、どんどん進出企業の経営に関与をするとか、そういうようなことも行われていますというようなことをおっしゃって。
○日本経済新聞:一番知りたいのは、東京の企業の方から厳しい意見といいますか、島根県、こうしてほしいとか、これは足りないんじゃないか、そういうことはなかったんでしょうか。
○溝口知事:まだそこまで、新たに来られる方はお考えがあるわけじゃありませんね。
○日本経済新聞:あるいは逆に、冷やかしじゃないですけど、参加はしてみたけど余り熱意がないとか。
○溝口知事:そこまでは、一日じゃわかりませんね。これからさらに参加企業を回りまして、さらに情報の提供だとか、あるいは要望を受け取ると、いろんなことをやって企業進出が進むように努力していこうというのが現段階ですね。
○日本経済新聞:ありがとうございます。
○山陰中央新報:済みません、関連してなんですけれども、各県、誘致に関しては努力しておられて、誘致合戦がずっと続いているわけですけれども、知事御自身として、島根県の誘致に関して、他県との優位性というのはどのように御認識されてますか。
○溝口知事:一つは、やはり人材ですね。真面目に熱心に働く方が多いと、それから長く勤められる方が多いといったことがありますし、それから、交通もだんだんよくなってきてますし、それから島根は住みやすいところだというようなことが割と通ずるといいますか、そういうようなことがあるように思います。そういう意味で、そういうプラスの点を活用しながら、さらに努力をしていこうというのが現段階ですね。
じゃあ、よろしいですか。終わります。
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