１０．萩・石見空港−羽田便
○山陰中央新報：済みません、石見空港羽田便のことでちょっとお伺いします。
国交省の政策コンテストで本年度と来年度でまた２往復が継続しまして、本年度の目標が搭乗者数が１３万３，０００人となっているんですけれども、昨年の目標が１２万７，０００で、これもちょっと到達しなかった、昨年と比べても、７月、８月は昨年を上回ったんですが、それ以外は搭乗者数が下回っておりまして、ちょっと本年度の１３万３，０００が今の段階ではなかなか到達ができないんじゃないかというふうに言われていますが、この状況についてはどのようにお考えでいらっしゃいますか。
○溝口知事：それ、ちょっと私も聞いてみましたけども、２便化になったのは２６年度からでして、２６、２７、２８で、２６年は１０月までの段階で６万５，０００人、それから２７年度は７万６，０００人と、それから今年が７万人ですかね。だから昨年と比べますと５，０００人ぐらい減ってますね。他方で、２６年と比べると５，０００人ぐらい増えておりまして、事情は、２７年度は「花燃ゆ」とか、ＮＨＫの、そういう大河ドラマがあったり、あれは萩なんかを舞台にしてますからね。それから世界遺産登録に萩がなったりして、そちらの関連もあって昨年度は多かったんだろうということで、ことしはそれがなくなっておりますが、一昨年と比べると８％ぐらい増えておりまして、全体としては一定の成果を上げているんだろうというふうに私は見ていますけど。
○山陰中央新報：それ継続ということで、またハードルは、目標値も高めていかれますし、高まっていくとは思うんですけれども、そういった、昨年は世界遺産とか、ちょっと特別な要素があって上がったと思うんですけども、今後ちょっとそういった話題というものが少ない中で、観光誘致とか、誘致策もなかなか従来のようにはいかないのかなと、ちょっと想像するんですけども、またちょっと来年度に向けての支援策の検討になろうと思いますが、そのあたりで、もっと幅広で考えられることとか。
○溝口知事：ええ、まだまだやはり萩・石見空港の利用促進をさらに進めるように、県もやりますが、地元もやってもらいたいと、こういうことであります。