11月8日質問事項2
2.三江線
○山陰中央新報:知事、済みません、続けてで。三江線の協議会が10日に開かれることになったんですけども、あわせて鉄道事業法に基づく協議会の設置も検討されてるようなんですけども、その鉄道事業法に基づく協議会っていうのは、広島、島根両県から要請をしなきゃいけないと思うんですけど、いつごろ御予定をなさっているんでしょうか。
○溝口知事:それは、広島県とよく相談しまして、これからですね。まだ決めてません。
○山陰中央新報:並行して、今度立ち上がるのとは別に鉄道事業法の協議会も立ち上げるっていう意図っていうのは何なんでしょうか。
○溝口知事:法定協議会のほうは、三江線地域全体を対象にした公共交通ネットワークの形成をやっていくということですね。鉄道事業法に基づく地元協議会では、三江線の代替交通の運行事業者や具体的なルートとか、あるいはダイヤの調整とか、そういう実際的なことをやる必要があるということですね。
○山陰中央新報:それはわかるんですけど、それを並行してやるのはなぜですか。
○溝口知事:それは、その法定協議会のほうは全体的なネットワークの形成をイメージして具体的な計画をやっていくということで、さらに実際的なところは地元協議会でやる必要があると。メンバーが違うわけでしょう。
○山陰中央新報:メンバーは、法定協のほうは実務者レベルだと思うんですけども、今度の鉄道事業法の分については首長の皆さんとか入ってやるような形になるんですか。
○溝口知事:それはだけど、運行事業者が中心ですよね。
○山陰中央新報:ええ。
中国運輸局に対しての要請は、まだわからないっておっしゃったんですけど、今度10日に法定協が立ち上がるので、なかなか時間あけててもいけないと思うんですけど。
○溝口知事:まだもうちょっと先でしょうから、広島県ともよく協議をした上で決めるということです。今の段階では決まってないと。
○山陰中央新報:はい。
2つ協議会があって、その下に検討組織みたいなのもできると思うんですけども、これについては、今度10日にあるその法定協は公開の場で議論ということだと思うんですけど、その下にぶら下がる検討会議とかっていうのは公開にされるお考えはあるんでしょうか。
○溝口知事:まだそこまで私も聞いてません。
○山陰中央新報:県としてのお考えというのはいかがでしょうか。
○溝口知事:まだそこは、協議会を開いてから後でしょうね。
○山陰中央新報:それは、検討事項になっていく。
○溝口知事:どういう形で検討するかにもよりますから、そこら辺はまだこれから、まだ現段階で決まってませんから、そういうものを見ながら決めていくということです。
○山陰中央新報:その沿線6市町の意向とかも踏まえて、公開にするかっていうことは検討していくということなんでしょうか。
○溝口知事:検討会議というのがどういう形で行われるかというのは、まだ具体的になってませんからね、そういうのを見た上で考えていこうと、決めていこうと、こういうことです。
○山陰中央新報:なぜこういうことを聞くかというと、廃止に至る過程の検討会議が非公開だったことに、いろいろ県議会とか地元からもどうなんだという声があるもんですから、その検討会っていう、これから検討組織というものが……。
○溝口知事:いずれにしても、どういう形にせよ、多くの人にわかるような形で会議はやっていきたいというふうに思っています。
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