11月8日質問事項10
10.ブラジル県人会
○日本経済新聞:そのブラジル出張について、島根県人会みたいな儀礼的な、外交的なものは別にして、何か州の行政の関係者とか、実務的な話とか成果というのはあったんでしょうか。
○溝口知事:州の副知事に、お会いをして、まず御礼を申し上げたりね、県人会、島根県の人たち、たくさん働いてますから、それから交流をよくやっていきましょうということは申し上げましたけど。
○日本経済新聞:特にこちらのほうから、ブラジルの日系人の方は引き続き来てますけども、そういうことを話題に出したりとかっていうことではなかったですか。
○溝口知事:そうですね、やっぱり県人会の人たちとの会合、それからあそこに移民の方々の生活だとか歴史を展示した展覧会といいますか、博物館がありますから、そういうとこで状況をよく見させていただいたり、そういうことが中心でしたね。
県人会は、日本の中でも東京とか大阪とか、いろいろありますけども、海外でもそういう、海外に移住された方で県人会をつくっておられますね。サンパウロには47都道府県全部あると言っておられましたね。
それで、それぞれやはり定着し、安定するまで厳しい道があったわけで、そういう県人会の方々はみんな連携しながら活動しているという感じがしましたね。
ただ、ブラジルは工業、自動車産業なんかたくさんありますし、近代都市ですね、サンパウロは。
○中国新聞:済みません、今の関連で、ブラジルに行かれていろいろ見られて、島根県にも何か参考になるようなことというか、こういうものは島根県でもやっていけるなというようなものを感じられたこととか、あとは、何かブラジル行ったけど、もう少し見ておきたかったなとかいうようなものがあれば教えてください。
○溝口知事:サンパウロは、非常に活気のあるまちでしたね。高度が800メートルぐらいですけども、何というか、気候は温暖でしてね、それから緑がいっぱいあるわけですよ、町中に。そういうところに巨大な都市ができたというような感じですね。道路網なんていうのは、日本なんかとても及ばないような、何車線もの道路がありまして、車が非常に多かったですよ。そして近代的なビルがもう、ずうっと建ってますしね。我々が感ずるブラジル、どういうイメージを持っておられるかわかりませんけど、それは日本なんかよりも非常に外観、景観はものすごいきれいなとこですね。それから経済活動も非常に活発ですね。
○中国新聞:もう少し何か見たかったなとか、見ておきたかったなとか、ありますか。
○溝口知事:ああいう大きな河川までは、アマゾンとかね、そこまでは行けませんでしたけども、まあサンパウロを見るだけで随分ブラジルの印象は違いますね。
○山陰放送:知事、済みません、そのブラジル行きですけど、使われた飛行機は、これビジネスクラスでしょうか。
○溝口知事:ビジネスです。
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