10月18日質問事項5
5.土木部長
○中国新聞:知事、ちょっとよろしいですか。
ちょっと大変心苦しいことなんですけども、土木部長が今、行方不明になっていらっしゃるんですが、このことについて現段階までにお聞きになっていらっしゃることとか、何かあれば教えていただけますか。
○溝口知事:そうですね、先週の3連休があったときですね、3連休の最後は9日でしたかね。
○秘書課:真ん中の9日です。
○溝口知事:9日でね。それで、10日に週が始まって、来られないから。
○秘書課:10日までお休みということで。
○溝口知事:10日まで休みだったか。8、9、10だったか、休みであって、11日に出てこられないんで、電話をしたけど通じない。それから奥様に連絡をとっても連絡がないということで、それで奥様から、やっぱり身内からしないといけないということで、奈良県の警察のほうに連絡をして捜索をしてもらうということになり、10日があって、それで私も大阪で観光の説明会があって、翌日は過疎連盟の会合が奈良市であるということが決まっていて、それで行きましたから、その段階でも不明の状況は変わらないということで、吉野警察署というところが担当してらして、それから私は東京に行かなければいけなかったんですが、吉野警察署まで行きまして、署長さんから状況をお聞きしたり、どういう捜索をやってるかということを聞き、ちょうど奥様もそのときに吉野警察署まで来られ、ちょうどタイミングが合いまして、そこでお話を聞いたと。そういう状況ですが、聞きますと、現地の人は5人ぐらいのチームを組みまして、そういう場合には捜索をするというようなことですが、なかなかそういう方々も働いたりしてますから一定の制約があって、大体3日ぐらいですが、私のほうからもお願いをし、警察自身も協力をされて、その後も捜索を行っておられるという状況ですね。
○中国新聞:吉野署のほうからは、何か具体的に、どのような捜索をしていて、今後どのようにしていくとかいうようなお話は聞かれましたか。
○溝口知事:これまで、そのルートがわかってましたからね、部長は土木部に細かい日程表を残して行っておられて、それがありますから、そのルートをよく捜索をされたようですけども、ただ、高い山ですけども、山林がまだあって、なかなかヘリコプターなんかも飛ばしてみたりされてるようでしたけども、なかなかわからないと、わかりにくいということであります。頂上のところに泊まるところがあるんですね、ヒュッテが。そこで朝の6時か6時半ぐらいまでの間、食事をとって行かれたということは、そのヒュッテの人も見ておるという電話の連絡でわかりましたけどもね。
状況を聞くと、その日はまだ雨があったり、霧が随分あったということを言っておられましたね。それで、したがいまして、どのルートを最終的に行かれたのかというのが、霧なんかがあると間違えることもあるようでして、それで、その後の捜索では、それ以外の道も捜索をするという、広げてやっていただいているという状況です。
○山陰中央新報:済みません、きのうも捜索し……。
○溝口知事:そういうことで、我々も心配をしておりますけども、今のところ、まだ状況が判明してないということです。
○山陰中央新報:この1週間、県の部長さんがいらっしゃらないということで、技監等で対応されてますけども、県の県政運営上の今の状況等はどういうふうになっているか、お願いします。
○溝口知事:技監がいまして、次長級が4人いますから、それぞれ必要な業務は行っております。
○山陰中央新報:特段、何とか皆さんで全力を尽くして代行するという形で、支障は特段、そんな見られないとは思うんですけども、今の状況を見られて、今後どういう対応が、今の体制を引き続きされていくのかとか、来月になると議会もまた始まりますし、ちょっと早いうちの発見というか、帰還を我々も願っているんですけども、議会対応等も先々あると思うんですが、その辺は今何か、現時点でお考えがあれば。
○溝口知事:まだ今のところ考えていません。
○山陰中央新報:済みません、先ほどの土木部長の関連の質問で、今回、御自身が単身赴任をされて、国出身ということもあって、今回、吉野署で捜索が始まった経緯というのも、事前に職場に登山計画等を出していたんで、恐らく山なんだろうということが推測できて、実際、そこで遭難されたんだろうと思われますが、仮にこれが出てなかった場合、家族もわからないですし、どこに行ったんだということになります。一般企業ですと、例えば海外に行く場合に、職場にも一応海外に行きますというような届け出を出していれば、リスク管理上のこともあるんですが、あります。県の職員さんでこういったことが今回発生したんで、あんまりプライベートの休みを職場に言うのがいいのかどうかっていうのはあると思うんです、好き嫌いもあるんですが、その辺の何か、今後こうしたほうが、今回、行き先がこれでわかっていたんでよかったんですが、何かお考えはありますでしょうか。
○溝口知事:同居している場合は当然わかりますね。それから同居してない場合は、やっぱり奥様なり伴侶がおられるところに連絡しておくということが大切でしょうね。冨樫さんの場合は、奥さんもよく山に行かれるということは御存じのようでしたから、そういう意味で安心もしておられて、連絡もしなかったんでしょうが、別々に住んでいるといったような場合には、そういう連絡をするということが、連絡をしておくということが大切でしょうね。
○山陰中央新報:特段、現時点で県の職場に単身赴任の職員さんに対して、県の上司の方に事前に休みで遠くに行く場合は報告をしておくとか、そういうことを義務づけると言ったらあれですけど、そういったお考えは。
○溝口知事:それよりは、連絡のつく人に伝えておくということじゃないですか。身内の人ですね。独身のような場合ですと、やはり係累の方などに連絡をしておくと、それは大体、連絡先というのはあるんじゃないかと、ちょっとチェックしてみますけども。
職場に出すかどうかは、プライベートもあるでしょうし。
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