７．ブラジル訪問
○日本経済新聞：ちょっと国際関係についてお聞きします。
２１日からブラジルに行かれると思いますが、島根県人会６０周年の式典というのがメーンということを伺ってますけれども、その後、例えばブラジル政府とか向こうの経済界とか、あるいは教育とか、何か追加的に会談するとか面談するとかはありますでしょうか。
○溝口知事：今予定されている計画では、そういうことは行うのは難しいスケジュールになっていますね。
○日本経済新聞：そうなんですね。
○溝口知事：ええ。サンパウロに日本人の方が多いですからね、サンパウロに行きまして話を、記念式典がありますから出たり、サンパウロの関係の政府の関係の方々にお会いしたり、そういうことが主要な行事ですね。途中寄ったりは、あるいは帰りに寄ったりということはありません。
○日本経済新聞：わかりました。
サンパウロにいる間も、じゃあ日本人会をメーンということですね。
○溝口知事：ええ。
○日本経済新聞：というのは、政府のほうも今、農業関係の人材、経営も含めて、外国人労働者を規制緩和したいということがあるのと、あと、この間、出雲市長は７月の段階で市長会として知事に人手不足なので外国人の人が受け入れやすいような体制をやってほしいと要望したと思うんですけれども、日系ブラジル人は割と優越的な地位を与えられているので、そこら辺、向こうに行って、もう少し島根のＰＲということはないですか。
○溝口知事：それは、サンパウロの市長とか、サンパウロ州の知事にはお会いしますから、そういうお話はその際にしたいと思いますけどもね。
○日本経済新聞：市長と知事にお会いになるんですね。
○溝口知事：はい。
○日本経済新聞：なるほどね。わかりました。
○溝口知事：それから、あとはサンパウロは総領事館、日本の総領事館ですね。出雲、斐川町近辺はブラジルの方が多いですからね、そういう状況を説明したりはしようと思ってます。
○日本経済新聞：なるほど。
そうすると、あと、当然商工担当の方も随行なさるということですね、人材。
○溝口知事：そうでしたね。まあ担当の者は行きますから。
○日本経済新聞：ありがとうございます。済みません。