10月6日質問事項6
6.美保基地・空中給油機
○中国新聞:よろしいですか。話がちょっと変わりますけれども、美保基地への空中給油・輸送機の配備の問題なんですけども、松江市、特には八束町のほうから特定防衛施設関連市町村という国の交付金が出る市町村指定、これも前々からC−2やCH−47のときからあった話なんですけど、要望を求める声が出てて、松江市長もそういった発言をされてますけど、改めて県としての考え方はどうなんでしょうか。
○溝口知事:自衛隊機ですね。
○中国新聞:ええ、配備で、その市町村の関連施設の市町村指定を求める声について。
○溝口知事:美保基地ですね。
○中国新聞:ええ。
○溝口知事:今までも美保基地にはいろいろな飛行機の機種の変更があったりしましてね、あるいは追加があったりして、そのときには県にも了解を求めるということがあるわけですね。県には関係の市ですね、この辺では安来市と松江市になりますけども、その2市の考え方も聞きまして、その上でどうするかという話をしております。やはり騒音の問題があり得るわけでありまして、松江市におきまして、安来も同じだと思いますけれども、特定防衛施設関連市町村に指定をしてもらうということですね。指定をしますと、一定の手当といいますか、いろんな対応をするための補助金のようなものが出るわけですが、なかなか、我々が防衛省と話をするときには、松江市からはこういう要望が出てますよと、よくこれに対応してくださいということを申し入れておりますが、現実にはなかなか進んでおりませんね。結局防衛省にとっては予算制約の問題があるわけでして、実際の装備とかに要する経費が増大してまいりますから、それ以外のものに対して財源を振り向けるということがなかなか容易でないといった事情も多分多くあるんだろうと思いますが、現実にはそういう指定ができてないわけです。そういうことで、議会において、この前、総務委員会でそういうやりとりがあったということであります。長年の問題でありますけども、県のほうも、松江市、安来市の要望は伝えてきておりますけども、一緒になりまして防衛省のほうにも働きかけをする必要があるというふうに思います。
○中国新聞:県も当然、地元の、松江、安来市と一緒になってという言葉があったんですけども、知事も聞いておられると思いますが、先般の総務委員会のやりとりは、今、防衛省のほうがこのKC−46Aについてお願いをしますと持ってこられてて、今、県が回答する前の段階です。その回答をする前に、防衛省にその辺のことを、市町村指定のことを全部確認した上で、からでも回答は遅くないんじゃないかと。一回、これまでは要望を返すときに松江市からこう要望がありますというやり方をしてたんで、それじゃだめだということを言ったんですけど。
○溝口知事:それはそれでいいんじゃないですか。
○中国新聞:どっちの。
○溝口知事:そういうふうにしたほうがいいという考え方もあるでしょうからね、それは議会の考え等もよく聞いて対応するということだろうと思います。
○中国新聞:今、防衛省さんのほうから持ってこられてる要望の返すときにどうするかということを、じゃあこれからまた、その市町村指定の関連も含めて検討していくと。
○溝口知事:ええ。よく相談していきましょう。
○中国新聞:これまでと同じやり方をずっとやっていってもというところがやっぱりあるわけですね。
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