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9月9日質問事項3

3海外訪問
○日本経済新聞:きのうの議会でのお話の中で、国際交流に関して2つ、ブラジルの島根県人会の式典に御出席なさるということと、それから副知事がウラジオストクに行くという話がありましたが、これについて2つとももう少し詳しく、意図とか、何をなさるかということを教えていただけますか。
○溝口知事:ブラジルは、5年前に55周年で来てくれませんかというのがありましたが都合がつきませんで、佐藤顧問がお行きになったと思いますね。その前は、澄田知事が行かれていますね。5年ごとぐらいにいろんなことで県などとも交流をするとかね、そういうお気持ちがあるんだろうと思います。今回は60周年ということで、私のほうに要請がありまして、議長と私ですが、議会とも話をして行きましょうというふうにしたということです。
○日本経済新聞:特に式典以外に何か、外交じゃないですね、交流的な話で、どこを訪問するとか。
○溝口知事:個人的なあれはないですね。
○日本経済新聞:というのは、特に出雲市がそうなんですけれども、ここ1年ぐらいでブラジル人がすごいふえておりまして、当然日系ブラジル人がこちらへ来ていますので、そこら辺の話とは。
○溝口知事:それは話題の一つでしょうね、そういうことがありますので、可能な方は、来られると歓迎いたしますといったようなことはあるいはあるのかもしれませんが、まだそこら辺まで詰めていません。
○日本経済新聞:もう一歩踏み込んで、島根県としてはブラジルの来られる方をもっと歓迎したいとか、そういうようなことなんでしょうか、日本で労働力も足りないしということ。それとも、そこ、そういうことは。
○溝口知事:まあ、そこは出雲市自身のお考えもあるでしょうしね、そこら辺はよく勉強してからです。
○日本経済新聞:もう一つ、ウラジオストクなんですけれども、25周年ということで、浜田港を通じた貿易も余りよくないようなんですけども、これは副知事に特にこういうことでもっと経済交流を進めるというようなことを指示するんでしょうか。
○溝口知事:自動車の輸出は、大分前は浜田港から出ていたわけですけれども、日本海側のほかの都市でもされるようになって、浜田港が突出するというようなことはなくなったですね。物産、私も実はウラジオストクへ行ったのは10年ぐらい前ですけどもね。
○日本経済新聞:2008年でした。
○溝口知事:ええ、そのときは自動車の輸出なんかもありましてね、それから現地ではやはり新鮮な野菜なんかが非常にないようでありましてね、そういうものは大いに歓迎したいというようなことを言っておられましたよ。そういうようなこともありまして、今度は物産展をその記念行事の中で行おうということで、誰か県を代表する者が行ったほうがいいというので、副知事にお願いをしたということであります。
○日本経済新聞:じゃあ、これから先、次は25周年というのはあれですけども、そういった野菜だとか食品とか、なるべく県としても輸出するというか、そういうことを協議してくるわけですか。
○溝口知事:はい、ですね。それから、あの当時ですと、ウラジオストクからシベリア鉄道で西に向かって物資を運ぶというようなことも検討しましたけどもね。
 


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