8月24日コメント2
コメント2)ベルギー近代美術の精華展
次は、こちらにあります県立美術館での「ベルギー近代美術の精華展」という展覧会について申し上げます。
9月3日から10月19日まで、日本・ベルギー友好150周年記念の「ベルギー近代美術の精華展」を開催をするということであります。
日本とベルギーは1866年、これは明治が始まる前、慶応2年でありますけども、外交関係を樹立しまして、今年で両国の友好150周年になるということで開催をするわけであります。
実は今回の企画展では、姫路の市立美術館にベルギーの美術のコレクションがかなりあるんですね。それはベルギーのシャルルロワというまちと姫路が姉妹提携結んでおられまして、割と戦後早い時期に結ばれて、それで姫路美術館がベルギーの美術品をかなり買い求められたということがあって、姫路にかなりのコレクションがありまして、それを中心にこういう展覧会を開かれて、県立美術館にも見せていただくことになったということであります。
シャルルロワというのはブリュッセルの南のほうですね。ベルギーは昔から絵画の非常に先進国ですね。皆さんも名前を知っておられる方はたくさんいると思いますけれども、15、6世紀ではファン・エイクだとかウェイデンとかおられますし、有名な人はルーベンスですね。これは17世紀ぐらいですけども。そういう方々を輩出したところですが、近代美術につきましてはフランスの影響も受けて独自な展開を図ったと言われておるわけであります。いわゆるリアリズムとか印象派でありますとか象徴派、あるいはシュールレアリスムなど多様な分野の作品69点を展示をしておるということです。
主要な作家としましては、これに、お配りしてありますね、クノップフとか、よく知られているのはマグリットなんていうのはよく知られてますね。それからここに絵はありませんけども、ポール・デルヴォーというのがまた有名な方ですね。非常に近代美術として見るのにはおもしろいところだと思います。
期間中は、ベルギー近代美術に造詣の深い東京ステーションギャラリーの館長、冨田章氏による講演があるそうでございますし、あるいは変わった催しとしては、楽器のサックスというのがベルギーで開発をされたというか、つくられたもので、ベルギー発祥の楽器、サックスによるロビーでのコンサートなんかもあるということであります。
私からは以上であります。
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